転倒してバイク本体が受けたダメージ

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バイクの転倒事故で身体に受けたダメージは前回書きましたが、実はバイク本体にもガッツリダメージがいっていました。
きょうはその話を。

ズシャーとこけたその日。
なんとかバイクはそのまま動かせそうだったのでそれを運転して帰ったのですが、何百メートルか走って坂道を上っていたとき、「あれ?」と違和感を覚えました。
「なんか変だな」と。
どこかがいつもと違うのです。

でもまぁこのときはとにかくケガの方が痛くて・・・。
まずは家に戻ってケガの処置やボロボロになったズボンを履き替えることに優先。
で、一息ついたあとにバイク本体のチェックを開始。

まずはゆるゆるになってしまった右ミラー。
直せるかどうか不安でしたが、これはYouTubeにナットの締め方の動画があったのですぐに直せました。
で、自分でナットを回してしめてみてビックリしました。
「ええ?こんなに固くしめられていたのが転倒の衝撃で緩むのか」と。
身体へのエグイダメージでも驚きましたが、改めて機械の発生する力の強さのようなものを感じました。
何十キロ単位だとここまでになるんだと。

と、そんな事実に気づいてしまったとき、非常にイヤな予感が。
頭の悪い俺でもなんとなく察してしまったのですよ。
「ん?転倒したときにそんだけとんでもない力がかかっていたという事は・・・」

んで、坂道を上っていたときに感じた違和感の正体を調べました。
その結果分かったことは、転倒したときにかかった力により前輪のタイヤが左に曲がってしまったということ。
どういう事かといいますと、この状態だとハンドルをわずかに右に切らないとまっすぐ進まないのです。
本当にわずかに右に切るだけなのですが、今まではこんな走り方は俺はした事がありません。
だから感覚が鈍い俺でもすぐに気づけたようです。

それでですよ。
まぁこれがめちゃくちゃ凹むのです。
いきなりこんな事になるなんてとは思っていませんし、足回りが狂ってしまって自分で直せない代物となったら気分が凄まじく落ち込みました。
というか、俺って若い頃から自転車や車などでもぶつけたりするとよく足回りをダメにするのです。
そしてその予想を超える修理額に毎度愕然とするという・・・。
こういうのって素人の俺からするととんでもなく高い金額が提示されることが多々ありました。
そんな苦い記憶を持っているため、やらかしたことにガチで凹みました。

 

 

そもそもこのとき。
以前書きましたが、バイクのセルがかからない状態でした。
で、その修理代をネットでそれとなく調べると5万ぐらいかかるみたいで・・・。
それだけでもめちゃくちゃ痛いのに、そこに来ての前輪の左曲がり。
これもネットで調べたら1~2万円かかることもあるかもしれないと知り、その事実にもうズドーンと一気に気持ちが落ちました。

と、バイクがそんな状態になり、絶対に修理が必要な状況になったので、今年の1月からバイクを修理に出す4月下旬まで、ずっと心が重かったですね。
絶対にやらなきゃいけないバイクの修理があることを思うと・・・。
あとは毎年頼んでいる点検やオイル交換の費用も必要。
だからいつも頭の片隅で「〇万円ぐらい飛んでいくのかなぁ」と考える日々が続きました。

んで更にですよ。
後々に発覚するのですが、バイク本体とは別に他にもダメージを受けているものが色々とありました。
前にまだまだ履けるスラックスがダメになった事は書きましたが、それ以外にも靴の一足の左足側が穴が空いてしまいました。
左横側にとんでもない力がかかったようで、布とソールがこうパカッと裂けて穴が空いていたのです。
こうなると雨の日なんかには履けません。
まだまだ履く予定だった靴が一瞬でダメになるのも、これまた気分が落ち込みます。

他にもヘルメットの透明なシールドにがっつりとすり傷が入っていました。
「これは転倒した日にでも気づけや」と我ながら思いましたが、あのときは顔を擦ったなんてまったく思わず、その後にちょっと見づらくなっていても、「まぁ汚れかな」と思っていました。

とまぁ、そんなわけで1回の転倒でバイク本体以外にも色んなものが壊れました。
単独の30~40キロでコケただけなのにこのダメージ。
本当にバイクでコケるというのは恐ろしいことなのだなぁと思い知らされました。

で、4月下旬。
「どれぐらいかかるのかなぁ」と怯えながらバイクを修理に出しました。
その結果、かかった費用は2万2千円。
前輪の曲がりの修正は5千円で、まぁ想定していたよりもだいぶ安かったです。
それとセルが故障したかと思っていましたが、セルモーターの故障ではなく、バッテリーがへたりきっていたというだけでした。
だからバッテリーを新品に交換。
それで1万1千円ほどかかりましたが、まぁセルモーターの交換で5万円かかると想定していただけにそこまでダメージは受けませんでした。
ま、この程度で済んでよかったなと。

と言うわけで、再び正常に乗れるようになったバイク。
5~6月の暑くなる前は乗っていて本当に楽しいです。
ただ、以前と同じように楽しめるかといったらそんな事はありません。
やはり一度コケた恐怖というのはものすごくてなにかある度にそれが頭をよぎります。
もっともダメージを受けたのは心なのかもしれません。
ま、一番大事な命を失わずに済んだだけでも、ラッキーと思わなきゃいけないのかもしれません。

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