友人から従兄弟の本音を暴露されてしまった・・・

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前回のつづきです。

俺を介さずに友人とT男で遊ぶようになってからしばらく経ったころ。
友人に彼女が出来たらしいのですが、そのことを俺には伝えずT男には伝えていたことを後に知ります。

これはある日、T男と遊んでいたときに、
「〇〇(友人)さん、いまは彼女と暮らしているみたいだねぇ」
みたいな話を聞いたのですよ。
この事から考えると、「アイツには言わないで」とか口止めはされてなかったのだと思いますが、これにはけっこうショックを受けました。
10数年来の付き合いのある俺には言わず、ここ1年ぐらいの付き合いの従兄弟には教える。
「さすがにそりゃねえんじゃねえのか」と当時は最高にブチギレました。
でも文句をいう事はしませんでした。
明確にこっちに正義があるというわけでもないですし。
ただ、かなりガッツリ友人に対しての信頼がなくなりましたね。
いま考えれば当時の友人にも色々な事情があったとは思います。
俺に彼女がいないから気を使ったとか(笑。
が、当時はそこまで考える頭はなく、俺からするとスジが通ってない行動をされたことが本当にムカついたのを覚えています。

と、そんなことがあった後。
まぁ上記のような事から分かるように当時の俺と友人の関係も微妙にこじれてしまっていたのですが、
ある日その友人と電話で話しているとき、こんなことを教えられました。
T男が、
「kanimisoは昔は良い兄貴だと思っていたけど、
 現実のようなものが分かってくると歳がたつにつれアラが見えてきた」

と言っていたと。

これを言われたとき、頭が真っ白になったのを覚えています。
いま思えばそういう風に俺のことを思っているであろう行動や言動はあったのですが、
これを言われるまでは俺はT男のことを完全に信頼しきっていたから。
だからめちゃくちゃショックを受けました。

 

 

で、「なぜこれを友人が俺に教えてきたか?」なんですが、当時は俺も友人に似たようなレベルの問題発言をしたことがありまして・・・。
「〇〇がこんなことを言っていたよ」みたいな。
だからそれをやり返された形なので、その点については仕方がないと思っています。

で、T男は長年の間、兄貴風を吹かす俺と付き合ってきたわけですから相当溜まっていたものもあったのでしょう。
年上でいい気になっていた俺はそれにまったく気づきませんでした。
友人とT男が交流しだしてからようやく「ん?なんか変だな」となったのですが、友人とT男からすれば俺は共通で知っている親しい人間。
そしてT男は長年の不満が溜まって、友人と二人で会っているときにそういう愚痴をぶつけてこれまでの恨みを発散していたのでしょう。
まぁそれらのタイミングが重なったときに出会わせてしまったと。

ただまさか友人がそれをポロッと俺に言ってしまうのは想定していなかったと思います。
一応、これまでの従兄弟としての関係性を考えればさすがにこれは言ったらまずいレベルの話だから。
T男が高校生以降になった後は俺の前でもなめた態度を取ることはあったものの、最低限の超えてはいけないラインは守っていました。
しかし友人はそんなT男の本音を漏らしてしまったわけです。
ここで俺とT男の間にとんでもない亀裂が入りました。

というか、ここまではT男からそこまで低く見られているとは微塵も思ってなかったのですよ。
これも当時の俺の立場や肩書きなどを考えれば、低く見られて当然なのですが(苦笑。
ただ、その事に気づいていない俺はこの発言を聞いて心底ショックを受けたわけです。

で、友人が俺に伝えてきた事に関しては先に述べたように俺も同じことをやっちゃったので、今までお互い様だと思っていたのですね。
しかしつい最近。
友達とかと違って親戚の場合は付き合いがずっと続くといいますか・・・。
友達ならある年齢になれば疎遠になるのかもしれませんが(笑、親戚の場合は絶縁などをしない限りは生きている間は関係がずっと続くことを思うと、友人がT男の本音を俺に伝えてしまったのは、だいぶ致命的なミスなんじゃないかと。
この一言で俺とT男の関係をぶった切ってしまったのはけっこうな罪なような気もしてきました。
話を聞いたにしても、親戚である事を思い友人の胸の中だけに留めておいてくれれば、その後の俺とT男との関係性は変わったんじゃないかと。

しかし・・・・・・この後更に考えたのですよ。
するとすぐに答えが出ました。
というのも、けっきょく友人とT男を出会わせたのは俺なわけで・・・。
俺が紹介しなければこんなことにならなかった事を思うと、やはりこういうのはよく考えてやらなければいけなかったのだと。
麻雀のメンツを補うために何の考えもなく紹介しましたが、それが後に大きな仇となった・・・。
だから来世で同じようなことがあったなら、俺は友人に従兄弟を紹介するような真似は絶対にしません(笑。
本当に痛い目をみました。

となればですよ。
紹介しなかったら紹介しなかったで、その後も従兄弟との関係性が良かったのかどうか考えてみたのですが・・・。
残念ながらそれもないような気がします。
というのも、繰り返しになりますがT男は小さいころから俺に兄貴風を吹かされていて、けっこうおもしろくない思いもしていたみたいなのですよね。
だから友人の件がなくても付き合いを続けていたら、そのうちストレスが爆発して、
「あんたいい加減にしろよ!あんたになんか付いていくか!」
とかブチギレられていたような気もします。
つまりどっちにしても関係に亀裂が入ることは避けられなかったと(笑。
不仲になるのは天命だったのかもしれません。

まぁこういう事になってしまうのも、年上なのに未熟な人間であった俺の所為でもあります。
こんぐらいバカにされても、仕事などでしっかり結果を出したりしていれば見返すことも関係性を保つこともできたのでしょうが・・・。
親しい年上の従兄弟が俺であったというのは、T男の人生にとっては大きな不幸だったと思っています。
年長者として正しく引っ張ってやれなかったのは俺に問題がありました。

とまぁそんなことがあり、これを気にT男との仲が悪化。
そしてこの後、更に関係性が悪化していく出来事が続きます。

つづく

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