従兄弟が天狗になる

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前回のつづきです。

友人が俺にT男の本音を漏らしてしまい、従兄弟同士の関係に大きなヒビが入りました。

ただ、そういう流れになってしまったのは、今までの俺のT男に対する接し方が間違っていたというのもあるということは当時から分かっていたので、T男に対し
「お前、俺のことこう思っているんだってなぁ、おい」
とかは言いませんでした。
まぁそれは見下されるような生き方をしているのは事実だからしゃあないと。

ただ、すっかりT男のことが信用できなくなったので、その後は距離をおくようになりました。
こうなるとお互いに腹に一物も持った状態で、以前のようにまっさらな気持ちで遊ぶことはできなくなります。
一度相手の本心を知ってしまったが最後、もう絶対に以前のような関係には戻れません。

と、そんなときにT男(当時18歳~19歳)が中二病をこじらせた感じで、すっかり天狗状態に。
定時制高校に入り直しそこで非常に気の合う友人を見つけたらしく、その事も天狗状態になる原因だったように思います。
一度高校生活を失敗している分、そういう付き合いが出来ることが非常に楽しかったのではないかと。
もう増長に増長しきったヤバすぎる天狗でした(笑。

またT男は当時免許を取り、俺の叔母や祖母が住む前の蔵王の家を借りて遊びに行ったりしていたのですよ。
ちなみに俺は18歳で免許を取りにいって失敗しています(苦笑。
とにかくまぁ、そういう借りられる家や気の合う友人がいて遊びまくれる。
若い頃のこういう楽しさは俺も分かりますし、T男も万能感のようなものに満たされていたのかもしれません。

しかしですねぇ・・・。
前にも書きましたが、天狗になっている人間ってもう本当にどうしようもないんですよ。
自分がそういう風になってしまっているという自覚がないから。
「俺がやる事は絶対に成功する」 「俺がやることが正義」とか本気で思い込んでいて、その上で人にアレコレものを言ってきたりする。

 

 

で、当時天狗になったT男としてみれば、俺に小さいころから多少なりとも押さえつけられてきたような感覚もあったみたいで、会えば何かしら面倒な絡み方をしてくるようになったのですよ。
この当時。
仲が良くないにしても、さすがにT男があまりにも常識外れな行動をしていたら苦言を呈すことはしていました。
しかしそんなことをやるとメールで、
「あなたはなんちゃらかんちゃらで、いつもわたしのやり方を否定してきます・・・」
とかの長文を送ってきたりとか。

んで、俺がそういう事をしていたっていうのは事実なので、多少はやり替えされても仕方ない部分っていうのはあります。
しかしあまりにも問題だと思ったのは、向こうから頼み事(*現実味がまったくない商売に協力してくれというもの)をしてきてそれを断っただけなのに、返信内容が異常なほどの上から目線だったりするという事態が発生したこと。
「あんたの力が欲しいんだ。見返りは払うから頼む」とか言ってきちゃっているんですよ(笑。
「頼んできたのはそっちなのになんで?」と当時は不思議で不思議で仕方ありませんでした。
だが、これが天狗ってやつなんでしょうね。
常に上に立ちたくなってしまうという・・・。

んでまぁ、この頃には友人づてにT男の本音を知ってしまっていたということもあり、これらの出来事によってますます距離を置くようになりました。
まぁとにかく関わりたくない人になってしまったんですよ、俺の中でT男が。

しかしT男は自分が天狗で増長しきっている事にも気づかないし、子供のころからの恨みといいますか、おれをやり込めたい気持ちもあったのでしょう。
だから向こうから「遊びにいこうよ」とか誘ってくるのですね。
しかし腹に一物あるもの同士です。
気を許して遊びに行こうもんならこういう事が起きると(笑。

これも仲のいいもの同士ならなんてことないんですけどねぇ。
でも俺らぐらいにこじれてしまうと、もうなにをやっても揉めてしまうのですよね。

とまぁそんな事があったのですが、その後T男は定時制高校の気の合う友人ともどうやらケンカ別れした様子。
んで、人間関係で失敗するとまたT男は変な方向にこじれていきました。
でもこの頃には会って遊ぶなんてことは絶対にしなくなったので、俺への実害はほとんどありませんでした。
まぁ結果的にコミュニケーションを取ることは一切なくなり、顔を合わせる機会は法事だけとかになりました。

つづく

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