【急展開】26年前“主婦殺害”か 69歳女を殺人容疑で逮捕 現場アパート借り続けた…夫の執念
以前、テレビの未解決事件に関する番組で見て、かなり印象に残ったこちらの事件。
夫さんが20年以上もの間2千万円を払ってまでアパートを借り続けているその執念には驚きましたし、また事件から1年後の息子さんの
「ママどうして死んじゃった？ 知らないおばちゃんとケンカして死んだの。ケンカしてママが死んだ。ママが死んじゃった」（＊上記リンク先から引用）。
と話しているのを見てゾッとしたことを覚えています。
「知らないおばちゃん」とそのシチュエーションが俺からするとものすごく怖い。
「そんな知らないおばちゃんがいきなり家にやってきて襲ってくるなんてあんの？」
と疑問を覚えたのです。
謎だらけに見えて恐怖を感じました。
そんな事件だけに犯人が捕まったのは本当に良かったです。
しかしそれにしても･･･。
夫さんの高校時代の部活の同級生が犯人とは･･････。
告白されたとのことですが、よほどの事がない限りは記憶の中から薄れていくものだと思います。
学生時代から10年～20年も経てば忘れる人が大半じゃないでしょうか。
好きでもない相手からともなると。
だから想定外中の想定外であり、26年もの間犯人が捕まらなかったのは当然のことのように思います。
そこを何とか執念で捕まえた警察の努力には頭が下がります。
事件が起きる前年に同窓会で再会して二言三言話して、そこでお互いに結婚していることが分かったようなのですが、普通であれば「じゃ、お互い頑張ろうね」で終わると思うのです。
このときも夫さんからすればたわいのない話をしたという感覚だったと思います。
でも安福容疑者にとってはそうじゃなかった。
よほど好きだったのか結婚している奥さんに対して激しい憎しみを覚えたのですかね。
自分もすでに結婚しているのにねぇ･･･。
ここまでの執着心のようなものを持っているのがこれまた怖い。
「私が手に入れられなかった彼を射止めやがって！」
という感情でもあったのでしょうか。
ここら辺も一般的な感覚からすると理解に苦しみますよね･･･。
まぁ俺自身で置き換えてみても、若い頃に好きになった女性のことを忘れないことはあります。
めちゃくちゃ好きだった人というのは出会ってから20年～30年前でも覚えているものです。
で、たまにはその人のことを思い返す時は俺にもあります。
そんなときに思うことは、まぁ「幸せでいてほしい」ですかね。
自分に良くしてくれたというか、負けまみれの人生の中で数少ない美しい思い出をくれた人たちですから。
「俺のものにならなかったから不幸になっていてくれ！！」なんて性根が腐っている俺でもさすがに思いません（笑。
それと「会いたい」とかも特に思いません。
まぁ俺の場合はブザマすぎる現在の姿を見せられないということもあります（苦笑。
「今の俺の姿をあの人に見せたい！」とか胸を張って言える人生を送りたかったものです。
あと、20～30年経っていたら相手も見た目や中身も相当変わっていると思います。
時の流れはときに優しくもあり、また残酷でもありますからねぇ･･･。
「あのころのまま」っていうのは存在しない。
すべては過ぎ去ったことなんですよね･･･。
と、まぁそんなことを思うわけですが、今回、逮捕された後で非常にムカついたのは安福容疑者の供述。
「奈美子さんに申し訳ない」 ２６年前の殺人事件 容疑者の女が謝罪の意思示す 「事件の報道も見られなかった」「捕まるのが嫌だった」などとも供述
いや、これ形だけの謝罪ですしかないのではないでしょうか。
最初に「出頭した」と聞いたときは自首したと思ったのですが、出頭した理由は8月に警察が家にやってきたからとのこと。
「捕まってしまうと覚悟した」と。
なのでこれがなければその後ものうのうと逃げ続けていたとしか思えません。
それと「家族や親族がいるから迷惑をかけられないし、捕まるのが嫌だった」（＊上記リンク先から引用）とのことなんですが、これも家族や親族の事を考える頭があるなら凶行に及ぶこと自体が激しく謎なんですよね。
当時、家庭を持っている40代ということを踏まえても普通はそこで思いとどまるはずなんですが･･･。
でもそれを実行したということは抑えきれなかったということ。
狂気じみたストーカー女のマンガをネットで見かける事がありますが、現実にも本当にこんな女性がいるのですね。
いつの時代にも年齢問わずおかしい奴は存在するのだなぁと。
でまぁ捕まったのは本当に良い事だと思うのですが、安福容疑者の年齢は69歳。
これを考えると、どうしても空しさも覚えてしまいますね。
いまさら罪をつぐなうと言ったってねぇ･･･。
身勝手な犯行で罪のない家族の人生を狂わせてから26年。
その後もシレッと日常生活を送っていたことを思うと、死ぬまで刑務所で過ごしてほしいなと思います。
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