この寄付活動は厳しいと思った

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数週間前。

そろそろ出かけようと思っていたときに玄関からピンポーンと音が。
玄関に行き「はい」と返事をしても相手は、「あ、どうも~」ってだけで名乗らず。
「ん?」とは思いましたが、このときは数日前にネット注文をしていて宅配便が届く可能性があったので、そのままインターホンで確認せずに玄関を開けてしまいました。

するとそこに居たのは20代と思われる若い男性。
首からカードホルダーに入れた身分証を見せてきて、
「〇〇〇〇〇です。難民の支援などをしていまして、いまこのご町内を大学生3人でまわらせてもらっています」
とのこと。
インターホンで確認していれば対面せずに拒否できたのに、横着というか適当な思い込みで開けた結果、こういう方と遭遇してしまいました。
我ながら本当にバカだと思います(苦笑。

 

 

 

 

で、対面してしまった以上はとりあえず話を聞きました。
「この方が代表で我々の組織は・・・」みたいな話を2~3分。
丁寧な言葉使いなんですが、微妙に圧がありました。
でもまったく興味が持てないし、出かける予定もあったので話の途中で、
「ごめんなさい。用件はなんですか?」
と聞きました。
結論を言ってくれと。

すると相手は携帯食のようなものを見せてきて、
「これを難民の方々に渡して・・・」
という説明を。
そして寄付の金額が書かれたリストを見せてきて、
「生活のご負担にならない範囲で寄付をしていただけないでしょうか」
ということでした。

これを聞かされた俺。
提示された寄付のリストをみると、100円・166円とか書かれていたのですね。
なので一瞬、「お、この金額を集めていくのかな」と思ったのですが、
よく見てみると100円という金額の前に「1日あたり」という文字が。
つまり1ヶ月で3,000円にもなるわけです。
166円コースなら4,980円。

このことに気づいた俺はすぐに、
「いや、支払えないっす」
と断りました。
最初に話を聞き始めた段階ではうっすら200~300円ぐらいの寄付を求めているのかと思っていましたが、
一番低いランクでも3,000円。

「こんなの払えるわけないだろ」と思ったのです。

すると相手の若い男性。
「いや、あのこのご町内でも何名か寄付してくれた方がいまして・・・」
といった話をしてきました。
それに対し俺は即座に、
「いや、まぁそういう方もいるでしょうね」
と返答。
そういう方がいてもおかしくはないと思うのですよ。
生活に余裕がある人なら。
で、向こうとしてはこう言えば俺が、
「じゃあ私も・・・」
となると思ったのでしょうが、そこまで甘くはありません。
俺は日々少しずつ壊れていく環境にある古い家で暮らしている子どおじ。
そんな他国の難民に寄付できる余裕なんてないし、こっちがしてもらいたいぐらいですわ(笑。

なので「支払いません」と何度か繰り返しました。
これによりすぐに引き下がると思ったのですが・・・意外にもここからけっこうしつこく粘ってくる若い男性。
そしてその後の会話の中で分かったのは、
「僕たちはこの場でお金を受け取れない」
「書類に記入して引き落とす形で寄付になります」
ということだったんですが、最後の方で
「毎月」ってワードが出たのですよ。
これを聞いた瞬間、おもわず「毎月!?」と大きな声を出してしまいました。
1回限りじゃなく毎月3,000円も取られるの?と。

いや~これはですね・・・あまりに厳しい活動だと思いました。
ある日いきなり家にやってきて毎月3,000円を寄付してくれっていうのは、さすがに無理がありすぎると思うのですよね。
いくら難民を救うためとはいえ、今のご時世でこの金額は相当厳しい気がします。
物価高で先々の見通しも不安な現在なので、普通に働いている人だとしても、「はい。寄付します」なんて人はほとんどいないんじゃないかと推測。

寄付の回数はこちらで決めることが出来て、1~2回の寄付でやめることも可能みたいですが、そもそも1回3,000円の時点でかなりのハードルの高さ。
しかも銀行口座から引き落とす形にするっていうのが・・・。
正直、赤の他人のためにそこまでする義理はないし、この寄付の理念に納得できたとしても俺が払えるのは500円が限界。
「納得できたとして」これですから、まぁ納得できないものにはビタ一文払う気にはなりません。
最後の方では「これで払った人なんて本当にいるの?」とかなりの猜疑心が湧いていました。

とまぁ最初から最後まで圧をかけてきて、こちらの想像以上に粘る若い男性。
「支払えません」と断った後も粘ってきたのには驚かされましたが、おそらくトクリュウなんかがあるこのご時世、玄関まで出て対応する人が稀なんだろうなということに後で気づきました。
それこそ俺のようにノコノコと出てしまうのがマヌケで珍しいというか(苦笑。
大半はインターホンで「すみません」と断られるのが常なように思いました。

と、そんな苦戦をしている中で出てきたのは見た目が弱そうで威厳もないおじさん(苦笑。
若い大学生からしたら、「これは押せばいける!」って考えたように思うのですよね。
だから必死になったんじゃないかと。

しかしまぁ、3,000円はさすがに無理。
気の弱い俺でも即座にスパッと断れました(笑。
これは「まぁいいか」にはならない金額です。

と、色々と話を聞いた上で何度か断ると、最後は苦虫をかみつぶしたような顔をし、「じゃあこの紙だけでも読んでください」と言って活動について書かれた紙を俺に渡して引き下がっていきました。
見た目では「ちょろいブタ野郎が出てきた」と思ったけど断られて悔しかったのでしょうね。
まぁその気持ちは分からんでもないです(笑。

とまぁ、そんな感じで久しぶりにこういう訪問者に出会いました。
寄付で来たのに対応したのは初めてかもしれません。
しかしまぁ繰り返しになりますが、これはあまりにも難しいように思いましたね。
いきなり来て3,000円寄付してっていうのは、だいぶ厳しいし無理がある話かなと。
この活動を否定するつもりは毛頭ありませんが、誰がやってもうまくいかないように思いました。

それとこの活動。
ずいぶん非効率なようにも思えるのですよ。
いまどき1件1件家をまわる。
大学生3人ぐらいで・・・ということなんですが、先に述べたようにトクリュウなどの犯罪の下見で警戒している家が多い今、ほぼインターホンだけで断られるのが大半なような気がします。

あとこの大学生たちはボランティアかなんかで無料でやっているのですかねぇ。
そうでないと1人1時間あたり1,000円は人件費としてかかります。
でもこの条件で寄付を勝ち取るって俺は1000件あって1件ぐらいのような気がするのですが・・・。
しかしまぁ大々的に活動しているようですから、一定数は寄付してくれる優しい方々もいるのかもしれませんね。

ちなみに何回も言いますが、この活動を否定するつもりはありません。
ただ、普通に考えたら相当厳しいし、もうちょっとネットの活動に力を入れるなり何なりした方がいいように思いました。
俺は次も同じようなのが来たらインターホンですぐに断ります。
無職の俺では他人を救うことなんて出来ませんから(苦笑。

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