俺でもオーナーに間違われる事があるの?と思ったら・・・

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ふと思い出した話。

飲食店の早朝の仕込みのバイトをしていたころのある日。
8時ごろに俺よりも若い30後半ぐらいの男性が訪ねてきたのですよ。
はじめて見る人で清潔感がありきちんとしていそうな男性でした。

「なんの用だろう?」と思ってその男性の元に駆け寄ると向こうが、
「あ、すみません。オーナーさんですか?」
と声をかけてきました。
このときの俺の格好は白い長靴を履いてエプロンをしている状態。
そこのバイトを始めてオーナーに間違われたことなんて一度もないので、けっこう驚いてしまいました。
「俺のこの姿を見てオーナーだと思う人がいるんだ」と。

ただ少し嬉しかったのも事実。
俺のような人間でもオーナーに見えることがあるんだって。

 

 

そしてこの相手の男性。
町内会の人でオーナーか店長に伝えたいことがあるみたいな事で案内の紙を俺に渡して帰っていったのですね。

それから1時間ほど経った後。
俺はオーナーに間違われていたことを喜んでいたわけですが、ここで気づきました。
「あ、あの人は失礼がないように聞いてくれたんだ」と。

というのも、俺の見た目がバイトっぽいおじさんでも、「バイトですか?」と聞いてもしそうじゃなかったら失礼にあたるわけです。
ましてやオーナーだったりしたらかなり失礼だし気分を害する可能性もあります。
だからあの人は、「オーナーさんですか?」と一番上の役職で聞いてきたんだとここで遅まきながら気づきました。

と、そんな事に気づかず喜んだ俺はつくづく青いなぁと(苦笑。
まぁ実際、人の見た目で思うことがあっても大抵の人はストレートに言いませんよね。
例えば俺なんかは見る人が見れば「働いていない実家暮らししてそうなこどおじ」なわけですが、それを直で指摘してきた人はいません。
でまぁ、仮にこの事実を誰かに告げたとしても相手は、
「え~意外っすね。普通に働いているように見えます」
とか言う方がほとんどだと思います。
「あ~いかにもこどおじって感じですもんねw」
「社会でやっていけなさそうな感じが出てますよね」
なんて面等向かって言ったら俺に何をされるか分かりませんし(笑。

極一部のサイコパスを除けば、たいていはこういう風に気を使うもので、それを真に受けていた俺はアホだなぁと。
ま、俺なんかはそういうのを考えずポロッと失礼なことを言ってしまう可能性があるので、そういうのには気をつけようと思います。

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