父が末期がんになった話

父の気遣いに涙

呼吸が止まった父の前で泣き続けていると、看護師さんが亡くなる前後の話を聞かせてくれました。なんでも夜中に体調が悪化したそうです。見た感じかなり辛そうだったので、看護師さんたちは、「息子さん呼ぼうか?」と聞いたそうなのですが、父は「呼ばなくて...
父が末期がんになった話

冷たくなった父の手を握りしめ・・・

静まりかえったロビーのソファーに座り続けること3分。危篤なのにすぐに病室に通されない時点で、何となくは察しました。「ああ・・・間に合わなかったか」。   と、そんなことを考えていると、看護師さんがパタパタと走ってきました。そして自分にこう告...
父が末期がんになった話

1秒でも早く・・・

父の容態が急変し危篤状態になったので、とにかく大急ぎで病院に向かった自分。早朝のため道路はまったく混んでおらず、20分ほどで病院に到着しました。 が・・・すぐに車を停めて病院に入ろうとすると・・・早朝のため正面玄関は閉まったまま。気が急いて...
父が末期がんになった話

人生で初めての虫の知らせを感じた

父が緩和ケア病棟に移った翌日の早朝。なぜか4時15分に「ビッ!」と目が覚めました。一瞬、スマホが鳴ったような気がしたので確認すると、着信はなし。「ん?鳴ったような気がしたんだけどなぁ・・・」と思いつつ、スマホを置こうしました。   が、この...
父が末期がんになった話

the last day

緩和ケアの病室に移った当日。父と病室にいると、今後の件について担当看護師のKさんがやってきました。Kさんは父に、「今後のことについていくつか確認したいのですが」と聞いたものの、父はそれどころではないらしく、「今は答えられないですね」との返事...
父が末期がんになった話

看護師さんにもいろんなタイプがいまして・・・

緩和ケア病棟に移るために、病室で父と待っていたこの日。移動10分前ぐらいから、看護師さんたちが荷物を運ぶカートや父が座る車イスを持ってきてくれて着々と準備が進んでいき10時15分、予定通りに移動を開始しました。この移動は看護師さんが付き添っ...
父が末期がんになった話

父のひげ剃りをしていたら涙が・・・

病室移動日の前日。父が明日のスケジュールを言い出すまで待っていると、父から「ひげを剃ってほしい」とのお願いが。言われるまで気が付きませんでしたが、よくよく父の顔を見てみると相当ひげが伸びていました。気が付かなかった理由は白髪だったからなので...
父が末期がんになった話

緩和ケア病棟へ移動する前日

父が病室を移動する一日前。自分が荷物持ちなどをするから、父に明日は何時頃に来ればいいのか確認しようと病室に向かっていると、途中で蔵王に祖母と住んでいる叔母さん(父の妹)とバッタリ遭遇。毎日、お見舞いに来てくれていることは分かっていましたが、...
父が末期がんになった話

ますます弱っていく父

7月の上旬から中旬。父の体調が徐々に悪化してきたこともあり、このあたりの頃には蔵王に住む叔母さんや祖母に父の現在の病状を伝えました。すると、叔母や祖母は毎日病院にお見舞いに来てくれるように。父はこのことをずいぶんと喜んでいたそうです。 この...
父が末期がんになった話

非正規労働者が行う介護の辛さ

3ヶ月ほど前、父と弟が入院している病院に通う日々があったのですが、そのときに実感したことが一つ。それは「俺のような人間だと、『自分で動く』という選択肢以外はないんだなぁ」でした。   どういうことかと言いますと・・・。バイトという立場ゆえ、...