ねじ曲がり更に生きづらくなっていくという現実

「手から血を出したまま客にウサギを…」 大津・保護司殺害事件、飯塚容疑者の“素顔”

先月下旬にあった60歳の保護司さんが殺害された事件。
今月に入り飯塚紘平容疑者が殺人の容疑で逮捕されたのですが、この飯塚容疑者が軽度知的障害者だと聞き、なにかと考えさせられました。

飯塚容疑者が逮捕されたとのニュースが流れたとき、飯塚容疑者がXをやっている情報が出たので見に行きました。
するとまぁ内容は中二病というか・・・。
勤務先を解雇されたの際にその勤務先の社長に送ったという抗議の手紙もみましたが、非常にグダグダとした分かりにくい文章。
こじらせまくっている感が出まくりで、これは一般的な職場では働くのが難しいだろうなと思いました。
下記のリンク先でもこのことについて書かれています。

職を転々、Xには「1人ストライキの顛末」と不満投稿…飯塚容疑者「保護観察は全然保護しない」
でまぁ、一番上のリンク先から引用しますが、他にもこんなことをやらかしていたようです。

「新庄さん宅から800メートルほどの近所で両親と3人暮らし。引きこもりがちだったといいます。
2018年10月、近所のコンビニで現金2万円を奪う強盗事件を起こした。
バイトに応募した際、採用担当者の対応でストレスを抱えたという動機でした」(*一番上のリンク先から引用)

バイトの面接で担当者の態度にムカついたから強盗・・・。
こういうのは俺もそういう対応をされた事があるので、腹が立つのまでは分かります。
しかし、それがあったとしても友人に愚痴るとかネットに書くとか程度に留めるのが普通。
でも飯塚容疑者の場合はそこまでやっちゃうんですよねぇ・・・。
この抑えの効かないところがいかにもという感じ。

で、飯塚容疑者の容疑者も今で言うところの「ケーキの切れない非行少年」。
おそらくこの気性では子どものころから周りからバカにされ酷い扱いを受けてきたのだと思います。
本当にこういうのは容赦ないですからねぇ・・・。
俺もそういう扱いを受けてきた側だから分かります。
バカにされ騙されるを繰り返すことにより、性格がどんどんねじ曲がっていく。
そんな中で己を保つためには、あえてこじらせるしかないというか。
そうしないと後はガチの引きこもりとして生きるしかなくなってしまうから。
「いつでも自分が主人公」みたいな中二病感覚を持つことによりなんとか生きてきたのでしょうね・・・。

でもまぁ、こういう感覚ではどこへ行っても周りと合わないからトラブルを繰り返す。
しかし軽度知的障害者だから自分に原因があることに気づかない。
そして「周りが俺を正当に評価しない!」などと考え、ますます行き詰まっていく。
悲しいもんですわ・・・。

と、そんな飯塚容疑者とボランティアでやっていた保護司さんが出会って殺されてしまったこの事件。
こじらせまくった30代の男性には、何を言ったところで話が通じない事を思うと、保護司さんはさぞかし苦労されていたでしょうね。
でもその苦労を考えずに保護司さんに不満を覚えていた飯塚容疑者。
そういう部分の気持ちも考えられないというのが何とも不憫で、こういう人間はどうやって生きていけばいいのでしょうね・・・。
昭和の時代に比べればそういう人間に対しての理解は進んでいるような気がしますが、実際に生きていくとなったらまだまだ難しいみたいです。

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