逃げることが真っ先に頭に浮かんでしまいましたが・・・

前回のつづきです。

後部ドアを普通に開けただけなのに、隣の車の後部ドアに接触させてしまった自分。
病院の立体駐車場にて、1人で考えを巡らせまくりました。

で・・・。
まず最初に思いついたのは「逃げること」。

 

 

人として何とも最低すぎてすいません。
が、付けてしまったのは点のような傷で、まず言われなければ分からないような傷。
少なくともこの日、持ち主が戻ってきてもすぐに気付くことはまずありえないでしょう。
気付くとしたら後日に買い物にでも行って、「あっ、こんなところに傷がある」的なパターンぐらいかと。
だからこの場を立ち去って別なところに駐車し直せば、この件は「無かった」ことになると考えました。

しかし・・・。
傷が付いたのは事実で、こういう傷は小さくても発見すると凹むもの。
自分の車にも知らないうちに傷が付けられていた経験があり、それを見つけたときの辛さは知っています。
そのため、いくら小さい傷とはいえ逃げるのはちょっと・・・と思いました。
そして次に考えたのは、防犯カメラの存在。
もし車に戻ってきた相手が気付いて、防犯カメラなんかあったら・・・。

駐車した直後にすぐに移動してまた別な場所に停め直している証拠があったら、もう言い逃れはできません。
実在するかは分かりませんが、昨今は多数の防犯カメラが目を光らせていたりします。
そういうことを思うと、「逃げる」という行為はとんでもないリスクがあるように思えてきました。

と、そんなこんなで、バックレようと思いつつも、防犯カメラがあったら・・・なんてことを車中で考えること3分。
「どうしようどうしよう」と思っていると、今度はこういう考えが浮かびました。
「親父が亡くなった翌日に逃げるというのは・・・」
特に霊感が強いわけでも無く、死後の世界を信じているわけではありませんが、このときは前日に父を亡くしていることもあり、何だか天から父が自分のことを見ているような気がしました。
「逃げるな!きちんと責任と取れ!」と。
そしてこれから葬式等が控えています。
この場を逃げて、「警察から連絡がきたらどうしよう」なんて不安を抱えながら過ごすのは、自分にとって相当なリスクがあると考えました。
父を亡くした直後で、普段の何十倍も平常心が保てなくなっていることもあって。

また、こんなことも頭に浮かんできました。
それはこのブログを読んでくれている方が教えてくれた体験談。
なんでも昨年、用事を終えて車に戻ったら、車がガッツリぶつけられていたとのこと。
思わず「え!」なんて思ったら、すぐにハーフの超絶イケメンがが飛んできて、
「申し訳ありません、僕がぶつけてしまいました」
と謝ってきたそうです。
その超絶イケメン、なんとその方が戻ってくるまで、駐車場で3時間も待っていたそうで・・・。
こういう人間がいることを思い出すと、やはり、「人として逃げるのは間違っている」と考えました。
超絶イケメンではない俺ですが、俺も相手の車の人が戻ってくるのを待つことにしました。
とりあえずこの場でしっかり謝っておこうと。

次回につづく

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