前回のつづきです。
クラウドファンディングにて5万円を支援したのに、一向にそのお店から反応がないまま、リターンのお食事券の利用開始日がスタートした9月1日。
俺にとっては大金すぎるだけに、この時点でけっこう具合が悪くなっていました(笑。
そんな中。
まずはこのクラウドファンディングを取り仕切っている事務局にメールしました。
「事務局からお店の方に支援者リストは送られていますか?」
と。
事務局のスタンスとしてはこういう場合でも、基本は「お客様から店へ問い合わせてください」だったこともあり、相手にされないケースや返信まで3日ほどかかることも想定していました。
しかし、こちらの問い合わせから3時間後、返信が来ました。
「事務局から○○様へ支援者リストはお送りしております」と。
そして、「大変お手数をおかけしますが、お店にご連絡をいただき、ご確認してください」とのこと。
この時点でとりあえず事務局側はやることをやってくれていたと分かっていたので、後は店側に問い合わせようと思っていたところ・・・。
事務局からの回答メールがあった後、そのお店からもすぐにメールが来ていました。
内容を確認してみると・・・。
支援してくれたことへのお礼や、現在の店の経営状況についての説明が。
そして最後に、「事務局との間でメールの連携が取れておらず、本日支援の連絡をお聞きしまして、急ぎメールを差し上げた」とのこと。
タイミングやメールの内容を見ても嘘をついているようには思えないので、「本当にきょうまで知らなかったんだなぁ」と分かりました。
そうじゃなかったらけっこう失望していたので、この点は良かったです。
支援したことで店の本性を知ってガッカリしたんじゃ、あまりに悲しすぎるから。
と、そんなことがあり5万円を持ち逃げされることもなく、無事にリターンを受け取れることになり安心したのですが・・・。
今回の一件で学んだのは、「クラウドファンディングは怖い」でした。
このケースの場合、かなり素性がしっかりした事務局だったので対応も早かったですが、これがもしそうじゃなかったら・・・。
まぁ俺に打つ手はほぼなかったのですよね。
のらりくらりと逃げられたら、どうしようもないというか。
連絡が来ないことに不安を覚えた8月下旬。
実際に俺が取った対策は、とりあえず支援した証拠の画面をスクリーンショットなどで保管しておくことでした。
5万円を支払ったことが分かる画像や、支援するお店リストにそのお店の店名がある画像など。
後で店との交渉をするときのために、スマホで画像を撮ったりもしました。
一応、証拠を集めておいたのです。
後、「こういうクラウドファンディングで、リターンが受けられない場合はどうすればいいのか?」も調べてみました。
その結果、「弁護士などを立てるのは現実的ではない」ということを知りました。
俺も今回、「もしこのまま逃げられたら弁護士に相談するしかねぇ!」と考えていたのですが、弁護士費用などを考えると、頼んだ方が損をするらしく。
だからそういうことを踏まえると、例えば1,000円~3,000円とかの支援でもしリターンが受け取れなかったとしても、基本は泣き寝入りのような気がしてきました。
少額訴訟を起こすなどの方法もあるようですが、手間とかを考えると、俺なら「高い授業料だったな」と諦めるかもしれません。
よほど騙されたこと対して怒りとかがなければ。
ということで、クラウドファンディングで支援する際には、その運営会社がしっかりしているかどうかが重要だと改めて思いました。
今回のケースに関しても、まぁちょっとした連携ミスなのかもしれませんが、もし俺が行動を起こさなかったら、「知らない、聞いていない」とかで5万円がなかったことにされていた可能性があったかもしれませんし。
だから今後はこの手のクラウドファンディングへの支援は、基本的に「あげるつもり」で、「なにかあっても諦めがつく」にしとこうかと思いました。
まぁ、俺のような小者が見栄を張って高額な支援するのは、やるべきじゃないということですね(笑。
いい勉強になりました。
コメント