こんな男でも若い頃はプライドがあった

去年、3ヶ月ほど禁酒をしていた頃。

ふと思い出したのは、20代前半のころに欲しいゲームの発売日に合わせてダイエットをしていた事。
どういうことかと言うと、3ヶ月先ぐらいに発売する買いたいゲームがあれば、その日まで食事や酒を制限し、毎日上り下りのけっこうキツい道を3キロウォーキングしていました。
きっちりと「その日まで」っていうのが俺の性に合っていたのですよね。
このときは週3~4ペースですがバイトもしていました。

で、これをやりきったときはもの凄い快感だったことを覚えています。
食事制限もガチでやっていたので、この日に欲しかったゲームをやりながら好きなもんをたらふく食べるというのはとんでもない快感でした。
一般的な人からしたら「そんなしょうもないことでw」でと思うかもしれません。
でも俺にとっては最高レベルの快楽。
ほら、これは自分さえしっかりやれば「裏切られる」とかそういうこともないため(笑。

 

 

と、それと似たような感じで禁酒もやっていたのですが、以前と違うのはウォーキングをしていない事。
というか、いま改めて考えてみると、20代の若い頃はブ男ながら異性を意識してダイエットしていたという事実に気づきました。
当時、バイトしていたコンビニでは高校生やら大学生やら若い女性がけっこういましたからねぇ。
むろん、その娘たちとなにかあったわけではないのです。
自分から告白するなんて度胸はまるでありませんでした。
失敗したらバイト先にいられなくなりますし(笑。

でもそんな状況でもワンチャンを期待してダイエットをしていたことを思うと、若い頃のプライドとかそういうのは強い力なんだなと。
ちなみに体重は15キロ落としました。
ここまで落とすと以前の見た目とは違って、バイト先の娘たちには驚かれました。
ま、最初に驚かれるだけで、それ以上は何もなかったのですが(笑。

そんなことをふと思い出した先日。
いまや「ダイエットしよう」なんて微塵も思いません。
出会いもなにもないですからね。
自分の中でも期待もなにもないのです。
まぁこれは働いていないことも大きく影響していると思います。
職場で女性と接触する機会があれば、もしかしたらそういう感情も復活するのかもしれません。
でも・・・。
最後のバイトのときも自分より少し上の女性にときめくようなこともありませんでしたし、若い娘たちが俺に普通に接してくれるのは「男として見ていない」という事に気づき、一人で盛り上がるようなことはありませんでした。
女性スタッフがいる店で常連になったとしても、「この娘は俺にほの字だな」と錯覚するようなことも今はありません。
ま、自分の外見を相応に把握し、「見た目で好意を持たれることはない」と無意識のうちに悟ったということですね。
今さら恋愛感情など持ったところで叶わぬ現実に苦しむだけですから、こっちの方が生きていく上では楽です。

と、そんなわけで若い頃と違って、異性を意識してダイエットをするであろうことは二度とないと気づいた次第です。
今後もし俺がダイエットをするとしたら、「痩せないと死ぬぞ」とかお医者さんから宣告されたときぐらいなんでしょうね(笑。

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