これはコメント欄でも言われているように、持ち主の意識が甘すぎましたね。
もちろん盗む奴が一番悪いのですが、さすがにカギを付けっぱなしでエンジンをかけたままって･･･。
そりゃ「盗んでください」って言っているようなものです。
ちなみに俺も日常生活でバイクを使っていますが、停めてその場を離れるときは必ずカギを抜いてハンドルロックをかけます。
これは極々わずかな時間であったとしても。
俺のことを知っている人からすれば「うそついてんじゃねえよ」と思うかもしれませんが（笑、これは本当の事です。
なぜ普段からズボラで適当な男である俺が、このことにおいてはきちんとやるのか？
これには理由があります。
１８歳ごろ、コンビニでバイトをしていたとき。
そのコンビニを経営していた社長さんが、他にも宅配寿司の仕事を立ち上げたのですよ。
で、コンビニの横にその宅配寿司の店があったため、店の前には４～５台の宅配用のバイクが置かれるようになったのですが･･･。
ある日、宅配寿司の方がなにやらザワザワ騒いでいたので話を聞いてみると･･････。
なんと全てのバイクから、カギだけが抜き取られて盗まれたとのこと。
普段から少しでも時間を短縮するため、営業時間中はカギを付けっぱなしにしていたそうです。
が、バイク毎ではなくカギだけを盗むというのは、傍からみれば「？」な行為。
でもこの当時、宅配寿司においてバカな学生バイト数人が勝手に「中トロ」などのネタを盗んでいたことが発覚。
当然そいつらはクビになりました。
で、その後に起こったこのカギだけ盗難事件。
おそらくそいつらが報復目的でやったのではないかと言われました。
しかし、あくまでもそれは推測でしかありません。
つまり、現場を押さえるか防犯カメラでもなければ、やられたらそれまでということ。
この後、社長さんは泣き寝入り状態でバイクのカギを作り直していました。
この一件で「こういうことをする奴もいるんだ」と知った俺。
だからどんなわずかな時間でもカギを抜くようになったというわけです。
この事がなければ、アホな俺は今でもカギを付けっぱなしにしていたのかもしれません。
というわけで、バイクをどこかに停めるときは、ちょっとした時間だとしてもしっかりカギは抜きましょうという話でした。
ずっと乗っていると「まぁ大丈夫だろ」という気持ちが湧いてくるかもしれませんが、そういうときほどやられたりするものです。
カギを抜き取るのなんざ、一瞬で出来てしかも隠すのもどこかに投げ捨てるのも容易ですから。
それとこの件に寄せられているコメント欄で気付かされましたが、エンジンをかけたままというのは中高生とかにバッと乗られてイタズラされる可能性もあるわけで。
そうなったときの責任問題を考えると、やはりカギを付けっぱなしというのは厳禁なのだと思いました。
この件の持ち主にはかわいそうですが、まぁ３０万円払った高い勉強代になったと思うしかないのでしょうね。
せめてバイクが見つかって戻ってくるといいのですが。
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