親子間の味付け問題

週1回は家族の夕食や昼食を作っています。
作った料理はパソコンのメモ帳に記入。
作った後は一瞬で記憶が消し飛ぶから(笑。

当初はさほど意味がないように思いましたが、記録しておくとけっこう役に立ちます。
「次は何を作ろうかな」とメニューに迷ったときに見返すと、「あ~あれしばらく作ってなかったな」
と思い出すことも多いのです。

と、そんな感じで週1ペースでぼちぼちやっているのですが、近年の悩みの種は母の味覚と俺の味覚に差が生じてきていること。
母から「味が濃い」って指摘されることが少し増えてきました。

元々母は弟の健康も含めてそこら辺には気をつけていてなるべく薄味の料理を作ることが多いのですが、指摘され始めた当初はなかなかその塩梅が掴めずに苦労しました。
まぁそういう濃い目の料理が出来ても母は
「味が濃いほうがおいしいからねぇ」
ときちんと食べてくれるのですが、作った方としては申し訳なさを感じずにはいられません。

んで、家族の料理を作り続けて数年。
ここに来てようやくその加減を掴めてきました。
ちなみに我が家の味付けの基準を説明すると、プチッとする鍋の素などを通常の水の量の3倍ほどで薄めます。
150ミリリットルのところを400~450ミリリットルにするなどして、これでちょうどいいぐらい。
たぶん、説明通りに希釈しているから人からすればとんでもないほど薄いかも知れませんが、我が家ではこれで不満が出ません。
まぁ水増しでスープが作れてお得っちゃあお得です(笑。

と、そんな感じで基準のようなものは出来てきたものの、塩加減とかそういうのは油断するとあっという間に濃くなるから怖いです。
「薄かったら後で足せばいいから最初は控えめで」と分かっていても、ついつい気を抜いて出来た料理の味が濃くなってしまったりと・・・。
ウン十年前にテレビであるご家庭の嫁と姑の味付け問題のようなものを見たことがあり、若い頃の俺は
「姑用に別に作ればいいじゃん」と考えたことがあります。
しかし実際に作る側になってみると、そんなことは到底面倒くさくて出来ません(笑。
だからカレーなんかでも旦那用とか子ども用に作り分けている方とかは凄いなぁと。

歳を重ねて出てきた味付け問題。
若い頃はこんなことで悩みなんて微塵も思っていなかっただけに、なんとも切ない気持ちにさせられます。
俺自身の味覚も変化していくでしょうから、これからも気をつけていかねばいけないですね。

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