熱帯魚にハマる

前回のつづきです。

少し熱帯魚のことも分かり始めたある日。
「どうせなら熱帯魚を増やしてみよう」という気になり、まずとあるホームセンターに向かってみました。
だだっ広い空間ということもあって、初心者には入りやすいのです。

しかし・・・。
ホームセンターで熱帯魚を見て感じたのは、あまり手入れされていない感じ。
あ、店によってはちゃんとやられているところもあると思います。
ただ、俺が見に行った店だと、かなりの数の水槽があるわりには、店員さんが1人2人で作業的にこなしている感じというか。
だから非常に話し掛けづらいし、「ここで買わないほうがいいのかな」と感じてしまったため、足早に立ち去りました。
個人的には、ホームセンターで買うというのはお勧めしません。

次に向かったのはペットショップ。
かなりの数の熱帯魚がいて、見ているだけで楽しめます。
最初に来た時は何が何だか分かりませんでしたが、少しでも分かってくると様々な種類の熱帯魚が非常に魅力的に見えてきます。
でも、このときは数十分じっくり眺めて、買いはしませんでした。
というのも、水槽に付いていた説明文に「熱帯魚には相性がある」と書かれていたのです。
見た目が可愛いからといって何でも買えばいいってもんじゃないそうで。
まぁ人間にも相性があることを考えれば、これは当然のこと。
俺も嫌いな奴はどうしたって無理でしたしね(笑。

なので、家に帰って各種熱帯魚の相性を確認。
すでに飼っている熱帯魚と相性の良さそうなものをピックアップし、再び店に行き5匹ほど買ってきました。
全部で1,500円ほど。
思っていたより熱帯魚は安かったです。
むろん、一部の熱帯魚はとんでもないお値段だったりしますが。

この後。
新たに飼ってきた熱帯魚たちをネットで調べた手順通りに、水槽に追加。
そして定期的に水替えやメンテナンスを行い飼い続けました。
すると・・・。
以前はまったく興味を持たなかった俺が、水槽を眺めるように(笑。
父も水替えなどをおこなった時はその後にしばらく眺めていたりしていたのですが・・・。
今度は俺がそれをやるようになりました。
というか、熱帯魚って考えていた以上になついてくれるのですよ。
基本はエサ欲しさだと思いますが、毎日上げているとそのときになると寄ってきてくれるのです。
これは寂しい生活を過ごしている俺にとっては癒やしでした。
こういう経験をして、父が長年熱帯魚を飼っていた理由が分かりました。
コスト的には安いけど、しっかりペットとして楽しめるのが熱帯魚。
ハマる人たちの気持ちが分かりました。
その気になったら相当奥深い世界です。

ということで、父から引き継いだ熱帯魚に加えて新たに熱帯魚を飼いだした俺。
メンテナンスもそんなに頻繁にやるものではないし、水替えも慣れてくればそんなキツイ作業ではありません。
だいたい30~40分程度。
父がそのまま残していったときは「どうしたものか・・・」と困ったのは事実ですが、今となっては良かったと思うし、父も「あいつでも何とかなるだろう」ということで特に何も言わなかったのだと思いました。
さすがにこれぐらいは出来るだろうと(笑。
ま、実際に出来て学ぶこともたくさんあったので、いい勉強になりました。

それと余談なんですが・・・。
ペットショップに行った際、熱帯魚コーナーに貼られていたこんな注意書きをみてドン引きしました。
「生体を車の中に放置しないでください」
初心者の俺でも車の中に放置したらヤバいと分かるのですが、中にはそれすら分からず放置するお客さんがいたんでしょうね。
そして後で「おい!お前のところで買った熱帯魚弱っていたぞ!!」とか騒ぐと・・・。
ペットショップの店員さんたちも大変だと感じた出来事でした。

次回につづく

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