数日前。
洗面所の壁にある電気スイッチを押すと、押したはずなのに電気が付きません。
「あれ？」とスイッチを見てみると、押してもすぐに戻る状態になっていました。
カチッとならずにすぐに元の位置に戻ってしまうのです。
何度繰り返してもダメだったので、
「あ、これは完全に壊れたな」
と判断。
これについてネットで調べてみると、けっこうよくある故障のようで、スイッチはホームセンターなどで売っているとのこと。
知恵袋などでもそのことが書かれていましたが、注意点として「電気工事である」という部分が強調して書かれていました。
要は「電気屋さんとかに頼んだ方がいいで」という話。
俺のような人間が金惜しさに自分でやって感電したりするのは、もう容易に想像できます（笑。
そのため母が馴染みの業者さんに頼んで交換してもらうことにしました。
まず状況を見に来てもらい、それのついでに他の箇所も軽くリフォームすることになり、後日工事することになりました。
で、きのう。
夕方１７時ごろ、業者さんが家にやってきました。
これは聞かされてなかったものの、まぁ母もおそらく急に連絡を受けたのだと思い、特に気にはしませんでした。
早めにやってもらうに超したことはないですし。
だから俺はそのまま部屋で過ごしていたのですが･･･。
ここでいきなりパソコンやゲーム機など部屋中の電化製品の電源が一斉に落ちました。
「えっ？」と思わず呆然。
状況から考えると、電気の工事ですからブレーカーを落としたことは分かりました。
これ自体は当然のことだと分かっています。
しかし･･･納得がいかないのがこちらに断りを入れる前にブレーカーを落とされたこと。
正直、ありえないと思ったのですよ。
母はなぜ一言、「これからブレーカー落とすけどいい？」と確認してこないんだと。
で、前は同じような状況のときは聞いてきたのですよ。
だからここら辺は分かっていると思っていたのですが、今回はそれも一切なしでのブレーカー落とし。
パソコンやゲーム機を動かしていた状態からのいきなりの遮断ということもあって、もうブチギレそうになりました。
俺に伝える時間は間違いなくあったのです。
それにも関わらずにいきなりだったから、もう腹が立って仕方ありませんでした。
こういう事が俺は猛烈に嫌いです。
と、キレてしまったものの、必要な事であることは分かっていますし業者さんもいます。
ここで怒鳴り散らすわけにもいきません。
だから大人しく我慢していたのですよ。
まぁ１回ぐらいなら仕方ないと。
そうしたらですねぇ･･･。
１０分後ぐらいに再び電気が復旧したものの、その後もブレーカーを落とされること２回。
さすがに３回目に電源が落ちたときは「プチン」と来て母に言いに行きました。
パソコンの挙動もおかしくなったりしたこともあって。
が、母はこちらの状況をまったく把握していないようで、「ごめんね、いま作業中だから」と一言。
これを聞いた俺は
「いや、言うなら最初にブレーカーを落とす前に言えよ！！」
と怒鳴りたくなりましたが、業者さんがいるので口には出さず再び部屋に戻りました。
この後は暗い部屋でしばらく待ち続けましたが、まぁ怒りのマグマが沸騰しっぱなし。
母がいくらパソコンやゲーム機に対して無知とはいえ、あまりにもひどすぎると。
相当古い話になりますが、過去にブレーカーが落ちてパソコンの一部分が故障した経験があるだけに、これは「仕方ない」でスルー出来るようなことではありませんでした。
おもいっきり気分が滅入ってしまったのです。
こちらからするとあまりの暴挙なので。
工事終了後。
業者さんが帰った後に母にきつく言いました。
己の立場のようなことを考えればきつくは言いたくないですが、また同じことをやられたらたまったもんじゃないので、かなりきつく注意しました。
母いわく、業者さんにブレーカーを落としていいか聞かれ、俺の部屋の状況など考えず安易にOKを出してしまったとのこと。
ブレーカーを落とすことを軽く考えていたようなので、今後は要注意だと思いました。
そして今後はこういうことがある時、家に居る場合は必ず俺も立ち会うことにしました。
またこういうときはそれが確定した時点で伝えてくれと。
けっきょく、この手のトラブルは伝えるのをは面倒くさがると起きるのですよね。
何もちょこっと「業者さんが来るよ」 「ブレーカー落とすからね」と伝えてもらえれば問題にならないのに･･･。
幸いにもパソコンもゲーム機も壊れてはいないようなので一安心ですが、母も歳を取るにつれてここら辺のことは忘れてしまう可能性が高いです。
だから俺がしっかりとそこら辺をサポートしていかなければいけないのだと、再認識した次第です。
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