「セルフレジを使って下さい!」という圧を感じる

各スーパーで“セルフレジ”が導入されるようになってから、そこそこの年数が経過しました。

はじめてセルフレジを使ったときは緊張しましたねぇ。
初期のころは機械によってはバーコードをエラく読み取りづらい事もあり、何かと難儀したこともあります。
「おいおい、まったく読み込まねえぞ」って感じで。

他にもバーコードの付いてない商品の対処法が分からなかったりと。
が、そんな時を経て数年。
セルフレジの機械が新しくなったりして、だいぶ扱いやすくなりました。
それもあってか、今はだいぶセルフレジを利用するお客さんが増えましたね。

とはいえ、俺は基本的には有人レジ派。
単純に楽ですし、ちょっとの待ち時間程度なら気にしません。
ゆるゆるのスケジュールな生活を送っている人間ですので(苦笑。
“5人以上が並んでいる”“先客がカゴ2つにパンパンに買い物をしている”とかでなければ、たいていは有人レジで済ませています。

あと、スタンプカードなんかやっているスーパーだと、ちょっとしたことなのですが俺は2度手間に感じるのですよ。
セルフレジが終わった後にスタッフさんに押してもらったり、人がいなければサービスカウンターに持って行く事が。
それなら時間的にはたいして変わらないし楽だから、基本的には有人レジを利用しているというわけです。

しかし最近。
今までのように有人レジを利用しようとすると、けっこうな人数のお客さんが並んでいる場面を目にする事が増えました。
そんな状況を見ると、今までは2つ開けていた有人レジを1つのみにしていることが分かります。
で、セルフレジの店員さんが
「セルフレジ空いておりまーす」
と必死に声がけをしているのです。

以前からこの手の声がけは度々聞いていました。
その声に反応してセルフレジへ行く人もいますが、これもわりとスルーされているように見えます。
俺もどちらかといえばそういうタイプ。
声がけを無視しているようで申し訳ない気持ちもあるのですが、先に述べたような理由で混んでいても有人レジに並んだりします。
「わざわざセルフレジを使うまでもない」って感覚がどうしてもありました。

でもここ最近の各スーパーは・・・。
明確にセルフレジを使わせようとしているのが見受けられますね。
以前よりもきっちり有人レジを減らして、「早く会計をしたい方はセルフレジへ」って感じに誘導しています。
実際のところ、驚くことに各スーパーのセルフレジの機械ってまだそんなに経っていないと思うのに、新しくものに切り替わったりしていて、それがまた使いやすかったりします。
正直、「よくそんな新しい物に切り替える金があるなぁ」なんて感じるほど。
でも、それだけお金をかけても新しいもの(使いやすいもの)に切り替えているのを見ると、各スーパーでお客様になるべくセルフレジを使わせようとしているのでしょうね。
運営していく上での方針として。
以前だったら隣りのレジを開けて対応していたような場面でも、そこはあえてそうせずにセルフレジに誘導する。
店員さんたちも大変だなぁと思わずにはいられません。

と、そんなわけで、ここに来てセルフレジを使わせようとしている各スーパーの動きに気づきました。
まぁどんどんこれが浸透していけば、店員さんも楽になるでしょうからいいことだとは思うのですが・・・。
今後の課題としては、スタンプカードなどを利用している店の場合はその対応をどうするかでしょうね。
セルフレジやサービスカウンターに少人数しか配置していなくて、セルフレジでトラブルが起きたときに店員さんがその対応で追われて、スタンプカードを押せる人がいないなどの場面を目にします。
こういうのも人によってはキレやすい案件なわけで・・・。
理想としてはセルフレジで全て完結すること。
あと数年もすれば、そんなセルフレジが誕生するのかもしれません。

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