想像の上から来た出来事

この前。
母から蔵王にて祖母たちが使っていたエアコンのリモコンを見せられ、「電池交換したいんだけど・・・」
とのこと。
リモコンの電池交換なんてのはさして難しいことじゃありません。
それこそ機械に疎い母でも出来るような事。
いつも自分の部屋のリモコンでやるように裏面を開けて電池交換をしようとすると・・・。
裏面に開けられそうな箇所が見つかりません。

なので「裏面をカバーごと外すタイプか?」と思いました。
特定の部分に先の尖ったようなものを引っかけてパカッと外す。
ちょっとやればカバーが外せそうな気がしたので試しにやってみましたが・・・外すことは出来ず。
裏面に他に外せそうな箇所もありません。
当初は「簡単だべ」と余裕をぶっこいていただけに、この思わぬ難題にクビを捻りました。
「電池交換が簡単に出来ないっておかしくないか?」と。

で、こういうときに頼りになるのは、やはりネット。
現物があり品番さえ分かっていれば、それを打ち込めば取扱説明書やらが出てくるのが今の世の中。
このときも「ネットで調べた方が早い」となって、そのリモコンの裏に書かれていた番号を打ち込みました。

すると・・・。
Googleの予測変換の機能ですぐに品番の横に「電池」のワードが。
これを見て、
「あっ、俺と同じように困っている人が多いんだなw」
と確信(笑。
たくさんの人に同じようなことで検索されているときはこうやって分かるのが面白いですね。

で、同じメーカーから出ていた別な品番のリモコンの電池交換の動画が表示されていたので、試しに見てみたのですよ。
それなりの再生回数だったこともあり、多くの人に見られているんだと思って。

んで、これが見てみたら、思わず噴き出しちゃいました。
原理を知れば恐ろしいほど簡単。
でも、「リモコンの裏面で電池交換をしてきた」ような人間には非常に気づくのが難しいといいますか・・・。
完全に“意識の外”をつかれていました。
その外し方がこちら。

なんと電池交換には裏面を外すのはではなく、リモコン操作画面の下にあるスライド蓋をクッと下に引っ張る方式だったのです。
まさかこんなところに電池が潜んでいたとは。
微塵も疑うこともない盲点でした。

で、リモコンの裏面を見たら、きちんとこのことが書かれていました。
だからよく読めばネットで検索しなくても出来るようになっていたというオチ。
しかも利に叶っているといえば叶っているのですよ。
仕組みさえ分かっていればこっちの方が簡単と言えます。
でも、その仕組みが分かっていないと・・・。
スライド蓋を引っかかったところからクッと引っ張るというのは、それこそ蓋を壊してしまいそうなイメージがあるため、まずやらないかなぁと。
だから知らない限りは躊躇する行動なのですよね。
ここら辺の事が相まって、「電池交換の仕方が分からない」になっているのだと思いました。

と、そんな電池交換の方法を知り、すぐ母に見せに行きました。
「これは間違いなく驚く」と確信があったから。
で、見せたら驚いてましたねぇ(笑。
「まさかこんなところにあるなんて」と。

俺も母も裏面の説明をよく読んでいないことが敗因であることは分かっています。
が、それを差し引いても、「いや、これは分かんないでしょ」と言いたくなる電池交換の仕方。
ちなみにそのリモコンはTOSHIBA WH-RA03EJ1 リモコン。
きょうも日本のどこかで2~3人は電池交換が分からなくて悩んでいると思います(笑。

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