「死役所」を読んでみた

数日前。

Xにて「死役所」というマンガが最新話を除いて“全話無料”とのことで読んでみました。
以前に本屋で平積みされているのを見て興味を持っていたマンガなのでありがたかったです。

読む前。
俺は「死役所」という言葉から死んだ人が役所にいく話で、1話完結型のようなものだと勝手に思っていました。
で、やりとりしていく上で「やっぱ死にたくなかった!」と気づき生き返る、もしくは死んでなかったみたいな話を推測していました。
他にも悪人だったら死後に徹底的な罰が下るみたいな感じのお話だと思って1話から読んでみたのですが・・・。
予想とまったく違っていました。
というのも「死んだらそれまで」で生き返ったりすることはないのです。
死役所に来たら死亡確定。
「ちょっとだけ生き返ってメッセージを伝える」とかそういうのもなし。
話によってはあまりにもあっさり終わるもんだから、最初は「えっ?」と驚きました。

でもだからってつまらないわけではないのです。
そのあっさり終わるのが今までのそういうマンガと違って新しいといいますか。
「本当に死んだら終わり」とより死の恐怖のようなものを感じさせてくれます。

それと人間の醜い部分の描写が非常に上手いです。
そういうのを見ると、これまでに自分がやらかしてきた誤魔化しや嘘を付いたことを思い出さずにはいられず、心が痛みます。
なにかと保身保身で生きてきましたから(苦笑。

と、そんな感じで心を揺さぶられながらも3日ぐらいかけて全話読ませていただきました。
とても面白かったです。
で、そんな面白い死役所が5月10日(金)の正午まで全話無料で読めるとのこと。
きょうを含めてまだ残り7日あるので、興味のある方はぜひ読んでみてください。
非常にオススメです。

 

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