そして誰も応募しなくなった

前回のつづきです。

こんな感じで求人すれば人は集まるものの、誰も落ち着くことなく次から次へと辞めていく状況だった前ブラック会社。
その後もパート・バイトを募集するたびに3~5人ほどの応募がありそれを雇っていたものの、この流れは変わりませんでした。
勤務日数の程度の差はあれ、最終的には辞めていく・・・。
そういう状況の中、当時の副社長(アンチ社長派)は自分にこんなことを言いました。
「こんなことやっていると、そのうち誰もパートに来なくなるぞ」と。
片田舎の小さい会社で主婦たちを雇っても、精神的にあまりにも劣悪な環境ゆえみんな辞めていく。
こんなことを今のような感じで2~3年繰り返せばクチコミで、「あそこの会社はヤバイ」となって近所中に広まるから、求人しても誰も応募しなくなる・・・と。

そして現在。
その予想通り求人をしても、誰も応募してこなくなったようです。
自分がいた当時は、新聞に求人広告が掲載されれば翌日には数人の応募があったのに、今は4週間たっても「応募ゼロ」という、会社としては何とも笑えない状況。
内部事情を知っている自分は笑いが止まりませんが(笑。

で、この状況は1~2年前から発生していたようで、そのため応募があれば採用していたようですが、そんな採用の仕方をしていたら能力が低い人を取る可能性も大。
そして毎度のパターンです。
クソ社長が使えないパートにイライラしはじめる→職場内の雰囲気が険悪にその険悪な雰囲気に耐えきれなくなったパートが辞めるという流れ。
まぁいくら片田舎で仕事が少ないにしても、パートなら他にも仕事があるわけですしね。
しかも「交通費支給あり」とかではなく、「パワハラ・モラハラあり」の会社(笑。
まともな神経を持っている人間が働くわけないのです。

というわけで、現在はパートを雇うことすらままならなくなったクソ社長の会社。
こうなると、社員たちの負担がますます大きくなっていることは、元社員の自分は簡単に想像できたのですが・・・。
その想像通り、クソ社長に更なる大ダメージを与える出来事がつい最近発生。
いよいよ末期的な状態に会社が追い込まれていることも分かりつつ、自分が7年前に退職を決意したことは間違っていなかったと確信出来る事件が起こっていました。

次回につづく

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