お風呂の排水口の調子が悪い原因は・・・

きょうの記事は後半に衝撃的なゴミの画像があります。
ご注意下さい。

 

 

今年の3月ごろのこと。
風呂の掃除は俺か母が毎日おこなっているのですが、ある日。
排水がどうにもスムーズにいってない気がしました。
排水口に水が流れていくスピードが、あきらかに遅いというか。
で、あるときに母に話したら、母も「私もそう感じる」とのこと。
3~4分程度あれば全部のお湯は抜けきるので、致命的なトラブルとまではいかないのですが・・・。
パパッとお湯を抜いて掃除したいときなんかは、なかなかネックになる待ち時間だったのです。
それとお湯がすぐ流れないから、浮いているゴミも浴槽に残りやすかったりと。

で、ちょうどその頃。
我が家では床下浸水があったこともあり、馴染みの業者さんに来てもらっていました。
なので母がお風呂の排水のことを相談。
すると、業者さんが見た限りでは「問題なく流れています」とのこと。
プロが見てそう言ってきたこともあり、これに関して俺も母も「そうなんだ」と納得したのですが・・・。
ここで俺はあることに気付きました。
それは排水口は浴槽内と浴槽の外とで2カ所あり、浴槽外にある大きめの排水口に対しこれまでまったく排水口のパイプ掃除をおこなったことがないということ。
あのつまりを解消するパイプフィニッシュなどを使っていないこともあり、もしかしたらそこがつまっているような気がしました。
そのため、浴槽外の排水口にパイプフィニッシュを使うことにしました。

このとき。
母と風呂場にいて、まずは浴槽外の排水口にパイプフィニッシュを多めに注入。
そして次に浴槽内の排水口にも俺は入れた方がいいのじゃないかと思ったのですが・・・。
母から「いやいや、そっちには使わない方がいいんじゃない」というストップがかかりました。
なので注意書きなどを再確認。
「同じ風呂場の排水口で、使ってダメなんてことがあるんだろうか?」なんてことを思いつつ、一通りみてみましたが、それらの注意書きはありません。
となれば、「使って大丈夫」となるわけですが、ここで1つ問題が。
それは浴槽内の排水口が、ちょっと特殊な構造ということ。
昔のチェーンで繋がれたようなものではなくて、浴槽の脇にあるボタンを押すとピョコンと上がり、そこからお湯が流れていくタイプのものなのです。
どういう構造になっているのかはまったく分からず、外したこともありません。

んで、ですよ。
万が一力任せにでも外して壊したりしたら、とんでもないことになるわけです。
またプラスチックみたいな感じということもあり(正確にはボリ塩化ビニル)、パイプフィニッシュのような強力な液体を流し込んで溶かしたりしたらヤバいと思いました。
母もその部分を懸念したようで・・・。
だからこの日は浴槽の外にある排水口だけにパイプフィッシュを注入。
つまりの解消目的で、浴槽内の排水口と繋がっていることも分かったので、とりあえずこれで大丈夫だろうと判断。
その後、定期的に1ヶ月に1回のペースぐらいでやり続けました。

そして12月。
ここまで毎月パイプ掃除をしていたので、排水に関しては「遅いな~」と感じていたものの、まぁ俺の錯覚のようなものだと思っていました。
よくそういう勘違いをするのが俺ですし(笑。
だから特に気にしていなかったのですが・・・。

ある日の朝。
いつものように歯を磨く前にお風呂の排水を開始→歯を磨き終わるころにお湯も抜けているので掃除をするということをしたのですが・・・。
3分ほど経っているのに、まったくお湯が抜けていないのです。
あきらかに「えっ?」となるレベルで、異変に気付きました。

でもこの後。
しばらく経ってから風呂を見に行くと、お湯は全てなくなっていました。
つまり時間が経てば大丈夫で、やはり「流れてはいる」わけです。
だからここからまた数日、様子を見ることにしたのですが・・・。

年末も押し迫ってきた先日。
どうにも風呂の排水のことが気になって仕方なかったので、浴槽内の排水口に少し手を突っ込んでみました。
壊さないか不安でしたが、明らかに前より排水が遅くなっていたので。
そして少し指を動かしてみると・・・濡れた綿埃のような汚れがゴッソリ出てきました。
この瞬間、ようやく浴槽内の排水口が詰まっていることを確信。
こういうタイプの外し方をネットで調べてみました。

その結果・・・。
なんと外し方は非常に簡単で、上にクッと強めに引っ張るだけ。
構造的に4つぐらいのパーツで繋がっていると想像していて、無理やり引っ張ったら壊れると思っていたので、これには拍子抜けしました。
まぁ今まで説明書を読むこともなく、「外せない」と思い込んでいたのがバカなのでしょうが・・・。
ネットのおかげで助かりました。


んで、ですよ。
フタを外した後につまっているゴミを見たのですが・・・。

8年分の髪の毛や垢、風呂掃除の際に擦れてでたスポンジカスなどがビッシリ。
指では無理なので、ピンセットで地道に抜いていきました。
「こんだけのゴミが詰まっていたら、そりゃ流れるわけはないわな」
とか言いながら。

この後は当たり前のことですが、排水はスムーズになりました。
でも、更に強めのパイプフィニッシュを注入。
ちなみにパイプフィニッシュで、排水口のポリ塩化ビニルが溶けることはないそうです。
ま、それぐらい強力なら誰も使えないし、商品としてヤバいですよね(笑。
少し考えれば分かることなのに・・・。
生まれてすいません。

30分放置後。
「お湯を流すときはバケツなどで大量に溜めて一気に流した方が効果的」というのをネットで見たので、それを実行。
効果は抜群で、これにて排水口のつまりが解決しました。
こんな簡単なことで解消するなら、もっと早くに調べてやるべきでした。
今までの時間が無駄でしたね・・・。

ということで、無事に問題は解決したのですが・・・。
気になったのは、業者さんが言っていた「問題なく流れています」という言葉。
母もそこが気になっていたようで、「なんだったんだろうね」と少し話し合いました。
そして最終的な結論は・・・。
まぁ業者さん的にはパイプフィニッシュなどは普通にやっていて、そこらへんの問題ではないとでも思ったのかもしれません。
まさか8年間も放置していたとは、想像しにくいでしょうし(笑。
また1回見ただけなら、以前との違いも分からなくて当然ですしね。
というか、悪徳な業者ならそれこそ稼ぐために「詰まってますよ」とか言っていたでしょうから、それを思えばまぁ問題ないという結論に達しました。

そんなこんなで正常に流れるようになったお風呂の排水口。
同じように困っている方は簡単に出来る作業なので、自分でやることをお勧めします。
いろんな意味でとにかくスッキリしますので。

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