誰も見ていないようで 誰かは見てくれている

(*以前の記事を引っ越しました)

今のバイトを始めて1年以上経ちました。
が、つい先日まではある作業のやり方がよく分からず、社員任せにしていました。
これは社長や社員たちも同意の上でのこと。
ただ、少し心に引っかかっていたことではありました。
どうせならやれない作業が無い方がいいに決まっていますし。
でも先日。
店長とたまたま会った際、その作業のやり方を店長から聞く機会が。
そして自分にも出来そうだったので、時間に余裕があるときはその作業を自分がやることになりました。
それにより完全にやれない作業というものがなくなり、心もスッキリ。

基本、今のバイトは毎回常に同じことの繰り返しです。
1年前から今に至るまで、作った料理の味により作業内容が増えたり無くなったりしていますが、増えれば別な作業が減るといった感じでバランスは取れている状態です。
今の状態から何か作業を一つでも増やされると時間内に作業を終わらせることが非常に難しくなりますが、現時点では20~30分余裕をもって終わらせられる作業量。
そんな優しい職場環境ということもあり、テンパりやすい自分でも落ち着いて作業が出来ますし、常々ベストなものを作ろうと思ってやっています。
以前は言われるがままに作っていましたが、今はその日の料理の出来が自分でも分かるようになったので、そこら辺も調節してバランスを取りながら。
そしてここ最近はほぼ毎回完璧な料理を作れるようになりました。
でも自分は1人勤務。
そのため、上手く出来たとしても「まぁ自己満足でしかないのかな・・・」なんて思ったりしていたのですが・・・・・・。

でもある日のこと。
店長と会うと、料理の作り方の手順について色々聞かれました。
「火加減はどのようにしているんですか?」
「あの食材を入れるタイミングは?」
等。
店長は怒っている様子もなく普通に聞いてきたので、自分も淡々と答えました。
「これこれこうですよ~」と。
すると、店長が自分の答えを聞いた後にこんなことを言ってきました。
「ああ、なるほどね、やっぱりそういうきちんとした手順でやっていたんですね。どうりでしっかりとした味になっているわけだ」
と。
そしてこの後、「Mさんじゃこういう味にならないんだよな~」と、店長がポツリ。
それを聞いた瞬間、ハッと気付かされました。
「一緒に働いていなくても、作った料理をみればどういう仕事ぶりなのか分かるものなんだ」と。
これからも、誰も見ていなくても誠実に仕事をしていこうと思います。

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