頼んだことをやらない上に 偽装までする人間もいると知る

(*以前の記を引っ越しました)

今から3ヶ月ほど前のこと。
俺と同じ時間帯を働いているワカテ君とおジイという方々に、「仕事のルール」ということで情報の共有化をしました。

簡単に言うと、
「ある食材の残りが少なくなったら社員に知らせる」
「作業が少ない暇な日はこれらの各種作業を行う」
というもの。
これまで曖昧にやってきましたが、店長の異動に伴い社員たちも入れ替わったりしたため、これらのことをルールとして決めておかないと後で困ったことになると判断したのです。
「食材の残り・・・」に関しては営業にも関わることなのでかなり重要ですが、もう一つは、
「まぁ時間があったらお願いしますね」
的な感じ。
決して強制ではなく、あくまで協力を頼む形でした。

で、それから何週間か経ち・・・。
ワカテ君は頼んだことをやってくれるのでメデタシメデタシだったのですが、問題なのはおジイ。
俺がお願いしたことをやってくれませんでした。
だから以前にそれについて「ガッカリした」ということを書きました。
「頼まれて了承したことは必ずやるべき」。
んで、実はこのとき。
頼んだことをやってくれていないことにもガッカリしたのですが、更に俺を驚愕させたことがありました。
それは、「残りわずかな食材が多くあるようにカモフラージュされていたこと」でした。

どういうことかと言いますと、その食材というのは大きな容器に水を入れた状態で入っています。
使っていくに従って水も食材も当然減っていきます。
そして食材の残りがわずかになったとき、社員たちに知らせて補充をするための準備をしてもらうのですが・・・。
おジイが勤務した日の翌日。
俺が出勤してその食材が入った容器を開けてみたところ、水がなみなみと入っていました。
それを見た俺は、
「お、補充したんだな」
と安心して作業を進めていったのですが・・・。
後で、その食材を調理しようと取り出そうとした瞬間、唖然としました。
なんと水だけが大量に入っており、食材の残りはわずか。
2年半以上働いてきて、これまでにこんな状態で保管されていたことはありません。
水を補充することはあるものの、食材の残りがわずかな状態で行うことは皆無。
このとき、あまりにありえない状態に心底驚かされました。
「いやいや、なんだこれ?ありえんでしょ・・・」と。

と、そんな信じられない状況を前にして、まずは前日に誰が働いていたのかを確認しました。
で、それが「おジイ」だったいうわけで・・・。
ちなみにおジイですが、勤務年数はおそらく7~8年。
最古参といっていいぐらいのベテランです。
だから普通に考えれば、こんなおかしな処理をすることは考えられません。
が、他に誰か水を大量に足すのかと言えば、それもまずありえないのです。
お客様の対応で忙しい社員たちが、わざわざそんな作業をする確率はほぼゼロ。
またそれをやったところで、他の人が見たら俺が錯覚したように、
「お、まだ大量にあるな」
と勘違いするだけの状況を作るだけ。
そしてそんなことをすれば営業中に食材が足りなくなり、自分たちのクビを絞めることになりかねません。
となると・・・やはりこんなことをするのはおジイしか考えられません。
が、それにしても、あまりに意味のないというか、謎のカムフラージュに激しく困惑しました。
「なぜこんなことを・・・」と。
それと同時に、これは放置してはいけない問題だと思い、この先おジイにあったらこの件を言おうと心に決めました。

次回につづく

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