人生で初めてLINEでトークを送ろうとしたら・・・

1月中旬。
車の安全点検のためにディーラーへ。

これは定期的にやってもらっている点検で、点検パックに加入し事前に数万円払っているので、部品交換などがなければ料金もかからないので気楽なもの。
この日もコーヒーを飲みながらスマホでマンガを読んで時間を潰していたのですが・・・。
途中で若干面識のある営業さんがやってきました。

それを見た俺は「ん?なにか新車でも勧めてくるんでねえべな」と身構えたのですが、営業さんはスマホを差し出してきて、
「kanimisoさま、LINEをやってらっしゃいますか?」
と聞いてきました。
LINEはいくつかの店のショップカードを活用するために、スマホにインストール済み。
だから
「はい、やっていますが」
と言うと、営業の方は、
「それではですね、こちらを読み込んでいただきますと、私と友達登録が出来てそこから連絡できるようになりますので・・・」
とQRコードを見せてきました。
お店のQRコードを使って登録したことはありますが、このように故人の誰かを登録するのは初めて。
動揺しながら「う、友達を登録したことがないので・・・」なんてちょっと引かれるような事をつぶやきつつ(笑、その営業さんを友達登録しました。

で、営業さんはこんなことを言ってきました。
「今後は点検やタイヤ交換のご連絡をLINEでいただければ」
と。
しかしですね、俺は普段はまったくLINEで誰かとトークするなんてことはありません。
また、メールを送るならパソコンの方が圧倒的に早いので、
「いや~パソコンの方が打ち慣れているので」
と説明すると、営業さんは、
「あ、そちらのメールですと、会社のメールソフトを開かないと確認できないですが、LINEだといつでも確認できますので」
とのこと。
まぁそれはそうなのでしょうが、別に俺はそれでもいいのですよ。
なにも“24時間常に気を張って、一分一秒遅れず返信しろ!“なんて思っていませんから(笑。
時間があるときに確認して2~3日以内に返信をくれれば、それで充分。
そのため、この営業さんの提案を俺は求めていないのです。

と、いうわけで、俺は今後もパソコンからメールを送ろうと思ったのですが・・・。
営業さんのこの話を聞かされた後でメールを送ったら、それは営業さんからしたら“俺の話を聞いてないのか”になるような気がするのです。
まぁこちらが客なので、そこまで気を使うのはおかしいのかもしれません。
でも、ここまで言ってくるということは、その営業さんにとってLINEの方が都合が良いのは間違いありません。
だから気乗りしませんでしたが、次回はLINEで連絡することにしました。

そして先ほど。
3月の下旬にタイヤ交換の予約をしようと、営業さんにLINEを送ろうとしたところ・・・。
やり方がまったく分かりません。
どうやってメッセージを送ればいいか分からないのです。
画面を見てもそのきっかけすら掴めないという・・・。
パソコンやスマホを使ったことがない高齢者が困る気持ちがよく分かりました(笑。
本当にどうしようもないのですよ、どこをタップすればいいのかも。

と、そんな困った俺は、結局パソコンで検索しました。
が!こんなLINEの使い方なんて当たり前すぎて常識なのか、その友達にメッセージを送るというのがよく分からず・・・。
友達を招待するだのは出るのですが、メッセージを送るというのがなくて・・・。

で、最終的には“トーク”なる機能で連絡できると知りました。
なので先ほどトークにて送信。
無駄な事は打ちたくないために、いつもよりも短い文章でパパッと仕上げることが出来ました(笑。

というわけで、初めてLINEを使って連絡してみたのですが・・・。
まぁ本当に使ったことのない人間には分からないものでした。
母にいくらスマホを勧めても、“あたしゃ分からないからいいんだ”と頑なにガラケーのままでいる気持ちが分かりました(笑。

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