やらない方が良いのは間違いない

Twitterで、試合中のテニス選手がブチギレてラケットを破壊しまくっている動画が話題に上がっています。
「大切なラケットをこういう風に壊すってどうなの?」や「他のスポーツで同じことをしたら大変なことになる」などという意見をチラホラ目にして、その言い分はもっともだと思う反面、事テニスにおいてはちょっと俺は見方が変わります。

数年前。
海外の一流テニス選手なんですが、試合中にブチギレてラケットを壊している映像を見たのですよ。
もう完璧なガチギレ。
8回くらいフルパワーで地面に叩きつけて、ラケットの原型がなくなっていました。

で、それを見たときに俺が思ったのは、
「こんだけの選手でも怒りを抑えきれないものなんだ」
と、ちょっと勉強になったのですよ。
例えば俺なんかがネットの格闘ゲームをやってブチギレるのは日常茶飯事ですが(苦笑、こういう選手の場合はそこら辺も含めてしっかりコントロール出来るものだと思っていたのです。
プロになるほどの人なら。
しかし実際はテニスラケットをグシャグシャにするほどの怒りを見せる。
だからこれだけの選手でも怒りをコントロールするのは難しいのだなと知りました。

ちなみに俺のテニス知識はマンガの「ベイビーステップ」を全巻読んだ程度なのですが、これがテニスに関する知識がなかった俺には新鮮で、めちゃくちゃ面白くて勉強になりました。
一般人から見れば常軌を逸したような練習をし、精神的にも非常にタフさを求められる。
テレビで放送されるような世界の大会に出ている選手は、それだけで選ばれた存在なのだとはじめて知りました。

と、そんだけ厳しい世界でやっているからこそ、自分のミスで負けてしまったときなんかは許せなくてラケットを壊すほどブチギレてしまうのかなぁと。
命がけでやっているからこそ、本気でキレるといいますか。
格闘ゲームを適当にやっているだけの俺でもブチギレるのですから、本気で望んでいる人間が失敗したときの怒りを考えると、その心情は余りあるものがあります。

あと、あえて怒りを消すためにやっている選手もいるみたいですね。
まぁ明確にストレス解消になるみたいですから、これも作戦といえば作戦なのかもしれません。

と、そんなわけでテニス選手のラケット破壊に対しては甘い目で見てしまうのですが・・・。
まぁ見ていて気分を害する方もいるのは事実ですから、出来ればやらない方がいいとは思います。
むろん、そんなことみんな分かっていて、それが抑えられないから難しいのでしょうが。
ただ多くの観客の前でプレーしているわけです。
ラケット破壊はなかなかにエグイ光景なので、別なことでストレスを処理する方法でもあればいいのになと思います。

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