問題を先送りにした人間の末路

今回、再びクソ社長のことについて過去を振り返りながら一通り書いてきました。
そして現在。
自分と同じ時期に働いていた30代~40代の同僚は全員退職。
会社に残っているのは最古参のお局様と数名のパートだけになった模様。
これはクソ社長の理想としていた未来とは、まるで違う結果となりました。
けっきょく人を大切にしなかったツケがやってきて、会社はほぼ崩壊した形になったわけです。

で、こうなることは当然ある程度予測はしていましたが・・・。
実はもう一つ予測していた考えもありました。
それは自分が辞めた後に誰も退職せず、会社がますます軌道にのったという状況。
自分が会社を辞めた当初、「辞めたことは正しい」という想いが心の大半を占めていたものの、どこかで、「やはり俺が弱すぎた」や「自分が間違っていた」とも考えていました。
だからもし、この先会社が成功するようなことがあればそのときは、それは俺が色んな意味で間違っていたということになり、そのときは非を認めざるを得ないと考えていましたが・・・。
俺が退職してから8年。
若い社員たちが全員いなくなり、クソ社長の下に残ったのは最古参のヤバイお局様だけになった今。
あのときの自分の判断は間違っていなかったと確信しました。
俺と違って有能な同僚たちが全員辞めたという事実が、それを確信させてくれたのです。

そして・・・。
パワハラ・モラハラ三昧の結果とはいえ、部下たちからも見捨てられ孤立してしまったクソ社長を見ると、
「けっきょく問題を先送りする人間は、結果を出せないもんなんだなぁ」
と思うのです。
電話注文が会社内で大きな問題なのに、それを数年間放置。
その結果、社員やパートたちにかかる負担が激増。
それにより次々と人が去って行き・・・・・・。
そしてそうなってから、ようやく「電話注文を受けない」という決断を下したクソ社長。
その効果はテキメンで、だいぶ仕事は楽になったそうですが・・・。
まぁもっと早くにやっておけば、いくらか社員たちが退職するのを防げたと思うと、もうあまりにも遅すぎるのですよね。
今さら仕事の負担を減らしたところで、退職した社員たちが戻ってくることは絶対にないので。

と、そんなクソ社長の現実を最近になって知ると・・・その姿に己の姿を重ねました。
自分も退職してからの8年、なにかしら結果を出すようなことはできませんでしたから・・・。
クソ社長とまったく一緒で、あらゆる問題を先送り。
そして昨年父が亡くなってから、それらの問題が噴出し苦しむ。
クソ社長と分かれてから8年。
けっきょく、俺も奴と同じような生き方で、結果は何一つ残せていないとだと思い知らされました。

そして・・・。
クソ社著も俺もこれからの人生、上昇していくのは相当厳しいでしょう。
俺は人との繋がりや時間を浪費したツケはあまりにも大きすぎて、ここから取り返せるようなものではないのですよね。
まぁでも、生きていく以上はそれでも何とかするしかありません。
自分の場合、後は己の後始末をするぐらいですから・・・。
残り10年と考えて、終活に励みたいと思います。

次回でこのシリーズはラストです

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