伝説なんて始まらないから・・・

「僕の伝説はこれから始まるのです」大宮ネットカフェ立てこもり犯40歳は“女性襲撃”の常習犯だった

中学3年の時点で「僕の伝説はこれから始まるのです」というメッセージを卒業アルバムに残すという・・・・・・。
俺も中学生のころはこういう考えの持ち主だったので、決して笑うことが出来ません。
この男との違いは、それを公言しているかどうか。
さすがに卒業アルバムにこんなことを書き込むほどアホではないです(笑。
ただ、心の中では自分のことを過信しまくっていましたね。
「いつか何かを成し遂げる」と。

というか、中学生になってもこういう考えというのは、本当に己の能力を過信している人間にありがちなのですよね。
その気になれば何でも出来る。
今はまだ能力が開花していないだけ。
文句だけは一人前で、基本的な能力はどれも半人前以下なクセに。
でも若いということもあり、「そのうちなんとかなる」と信じている。
が、そういう漠然とした妄想を抱いているため、努力をしません。
そして30~40歳になるころには、何も持っていないおっさんになっているという・・・。
正に今の俺です(苦笑。

まぁこの男の場合、高校を中退した後もおそらく社会に馴染めず、どうしようもなかったのでしょうね。
現実に対して真剣に向き合わずひたすら夢想を繰り返す。
そして自分には自信がありプライドも高いため、周りとのコミュニケーションもうまくいかない。
仕事なんかも選り好みをしていくうちにどんどん借金を重ねていったのでしょう。
そして親にも縁を切られ、もう誰にも頼ることが出来なくなり、女性たちを襲って金を奪うことしか出来なくなったと・・・。

むろん、こういう奴は本当にボコボコにしたいもんですよ。
立てこもりの際に無関係の女性店員を筆頭に、多くの人たちに迷惑をかけまくったわけですから。
「お前の悩みなんて知ったことか!」とボコボコにして、そこら辺に放置してやりたいです。
ただですねぇ・・・。
俺も母がいるからどうにかなっているだけで、ヘタしたらこの男と同じような人生を送っていたかと思うと、やるせない気持ちにさせられます。
本当に紙一重だし、今後そうなっても不思議ではないだけに切ないです。

というわけで今回言いたいのは、15歳ぐらいになったら将来のことを真剣に考えた方がいいということ。
自分の能力をしっかり把握して、現実と向き合う。
俺やこの男のように「レーサーになってハリウッドスターになる夢を語る」ような人間になってはいけません(笑。
永遠に「僕の伝説」なんて始まりませんから・・・。

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