3日前のこと。
近所のスーパーで買い物をしていて乳製品コーナーに差し掛かった時、知らない人から大きめの声でいきなり
「ちょっと!☆○□△」
と話し掛けられました。
話し掛けてきたのは母と同じぐらいの高齢の女性。
まず頭に浮かんだのは
「俺をスーパーの店員と勘違いしている?」
でした。
店員さんと似たような格好をしている場合は、間違われる事もなくはありません。
が、この日の俺の格好はスーパーの店員さんたちとは似ても似つかない私服。
この線は消えました。
で、次に頭に浮かんだのは、同級生の親など小さいころに会ったことのある人かと思いました。
子供のころの姿とはかけ離れた現在の姿ですが(笑、まぁ気づく人もいるのかなと。
でも顔をよく見たらまったく知らないおばあさん。
この線もなくなりました。
んで最後に浮かんだのは、「ボケて自分の息子かなんかと間違っているのかな」ということ。
母と同じぐらいの高齢者ということもあり、これはあり得るなと思いました。
一緒に買い物に来た息子かなんかと離れて、ちょっと勘違いしてんのかなと。
と、ボケているとなると会話することに若干怖さもあるのですが、話し掛けられた以上は無視するのもアレなのでそのままおばあさんのところに行き、「なんですか?」と聞きました。
すると「これ、賞味期限いつまで?」とヤクルトの5本パックを差し出してきました。
どうやら賞味期限が分からなくて困っていたようです。
なので、とりあえず表を見た後、ひっくり返して裏面を確認。
大手メーカーの商品ですから、どこかには絶対書かれているだろうと思いながら見てみると、普通に裏面の左上にハッキリと書かれていました。
まぁ文字が小さいので見落とすのも仕方ないと思いつつ、この年齢になるとこういうのも発見できない人がいるということを知りました。
そういえばうちの母も何かを確認するときに最近は「見えねぇ見えねぇ」とよく言っています(笑。
と、いうことで、おばあさんに賞味期限の欄を指し示して「9月15日まで」と伝えると、「あ~はいはい、ありがとうねぇ」とお礼を言われ、その場を後にしました。
まぁ変な人でなくて良かったです。
昨今はこういうケースで訳の分からない人間に遭遇してトラブルになることも有りそうなので。
これからの高齢者社会では、こういう風に誰かの助けを求める高齢者も増えるのかもしれません。
俺もいずれは年を取ればこうなる可能性はあるので、助けを求められたときは出来るだけ快く協力しようと思います。
おかしなじいさんとかはお断りですが(笑。
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