お粗末すぎる遅刻理由とあまりの対応の悪さに唖然

(前回のつづきです)

開店準備をするバイトにありえない仕事をされ、店が大混乱に陥った日。
なんとか立て直した社長は、そのバイトであるワカテ君にブチギレた状態で電話しました。
「これは一体どういうことだ!!」
するとワカテ君。
あっさりやらかしたことを認めたようです。

まぁ、店に残されていた料理が「まともじゃないもの」だったこと。
更にタイムカードにもしっかりと遅刻をした記録が残っています。
さすがに言い逃れは出来ないと思ったのでしょう。
とはいえ、よく「これでもバレない」と思って平気で帰ったもんだと思います。
例えるなら家でカレーを作ろうと鍋に熱湯、そして野菜、肉、ルゥを一気に入れてその後強火で5分ほど煮ただけようなもの。
こんなまがい物で社員たちの目を欺けると思っていたのなら、社員もずいぶん舐められたもんです。

 

 

ちなみになぜワカテ君がこのような行動を起こしたのか、社長や店長が理由を聞いたところ、なんでも「ある用事で遠方にいたらしく、そこからタクシーで帰ってこようとした。でも、そのタクシーが途中で事故ってなんだかんだあり・・・遅刻してしまった」との説明があったそうです。
この話を店長から聞かされたとき、自分は途中で吹き出してしまいました。
「いやいや、もうバレバレのウソじゃんw」と。
仮にそれが本当だったにしても、社長にたった1本の電話を入れる時間すらなかったというのは、いくらなんでも無理があります。
これからバイトがあることが分かっていて、出勤時間前に起きていたなら必ず電話ができる時間はあったはず。
もし警察を呼んで事故処理等を行ったにしても、大抵30分~1時間もあればその場は終わるものなので。
しかも今回は自ら運転していたわけではなく、タクシーに乗っていたわけです。
又聞きしたウソですが、あまりにも低レベルすぎて呆れました。

で、今回のこのワカテ君がやらかした一件を聞き、それから数日間このことについて考え続けいくつかの疑問が浮かんできました。
同じ仕事をやっているものだからこそ、分かるというか。

まず一つ目の疑問は、「なぜ社長に電話しなかったのか」ということ。
これが本当に根本的なことといいますか・・・。
現在、自分と同じ仕事をしている人間は他店舗にも数人いますが、ワカテ君を除いた全員、ほぼ間違いなく何かトラブルが起きて遅刻してしまいそうなときは、真っ先に社長に電話をするはずです。
実際2年前にバイトを始めた当初、Mさんが車のカギを無くしただかなんだかで遅刻しそうになった際、すぐ社長に電話をしていたことがありました。
簡単とはいえとにかく時間がかかる作業のため、定時に出勤できなければそれだけで黄色信号なのです。

また、あまりこういう言い方はしたくないですが、俺らは所詮バイトです。
なにか緊急事態があったら、そこは休むのも致し方ないと思っています。
身内の不幸はもちろんのこと、例えばどこか遠くにいって車にトラブルが発生し店に行けないなど・・・。
人手不足が深刻で、早朝のため気軽に代わってもらえる人がいないということが分かっていても、俺ならこのようなケースのときは社長にお願いします。
早い段階で分かれば、「社長が代わりに出勤する」もしくは「店を臨時休業にする」という選択を選ぶことも可能ですから。
あと、そもそもその日は俺も休みだったわけです。
だから「ワカテ君」→「社長」→「俺」という流れで、俺が代わることも十分に可能でした。
なのでこのワカテ君の行動は本当に謎だったのですが・・・・・・。
この後、この謎の行動を取った理由が何となく分かってきました。

次回につづく

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