(*以前の記事を引っ越しました)
つい先日、バイト先にてこんなことがありました。
その日。
出勤して作業を開始すると、とんでもなく楽な日であることが判明しました。
様々な条件が重なって、決められた全ての作業を行っても、1時間30分ほど時間が余る感じ。
5時間のうちの1時間30分が空いていると言えば、相当な余裕があることが分かってもらえると思います。
で・・・。
2ヶ月ぐらい前のことなのですが、この日と同じような作業量のとき、社員からこんなメモ書きが残されていました。
「きょうは○○の作業がありません。時間が余ったら掃き掃除をお願いします」と。
今もバイト先は慢性的な人手不足。
自分が働き出した2年前にいたEさんというパートさんが辞め、その後にそのEさんの代わりとなりそうな若い女性がきましたが、体調面の問題で4ヶ月ほどで退職。
その後は他の部署からの応援も借りつつやっていたのですが、どうしてもそれだけでは埋めるのは無理がありました。
そのため、現在はパートさんがやっていた仕事を、社員や店長が30分ほど早出して行うという日が発生している状況です。
そんな様子を見ては、「社員さんたちも大変だな」と常々思っていたので、自分の時間帯の作業ではないですが、余った時間でこの日は掃き掃除を行いました。
どのみち定時にならないと帰れない仕事ですから、このことに不満はまったくありません。
そしてこの日。
そのときと同じようなシチュエーションなわけですが・・・「掃き掃除をお願いします」というメモ書きはありませんでした。
しかし・・・ホールにはモップとバケツが。
これは普段なら朝の掃除をする際に引っ張りだして使っているもの。
作業の流れとしては、掃き掃除→モップです。
で、シフト票を見てみると、ハッキリとは書かれていなかったのですが、どうやら社員1人が早出してパートさんがやる分の作業を行う模様。
だからこれを見た自分は作業を開始してからしばらくの間、こんな考えを巡らせました。
「これはすぐにモップをかけたいから、この前と同じように掃き掃除をやっておけということなのだろうか」
もしくは、
「すでに掃き掃除は終わっているから、モップをかけておいてというメッセージ?」
等。
しばらくの間、ぐるぐると考え続けたのです。
そして・・・最終的に浮かんだ選択肢は二つでした。
(1)余った時間で掃き掃除をする
(2)余った時間でモップをかける
先に述べたように、この日の自分は圧倒的に暇でした。
そしてそれは社員たちも間違いなく分かっています。
自分のようにどれぐらい余裕の時間があるとまでは分からないでしょうが、相当な時間が余ることは絶対に分かっています。
そのため、「どっちもやらない」というのは選択肢はありえません。
だって俺がもし逆の立場だとしたら、
「kanimisoの野郎、相当ヒマだったのに掃除してやがらねぇ!」
と思わずにはいられませんから。
社員が早出をしていることを考えれば尚更ですよね。
だから絶対にどっちかはやらないといけないと状況だと分かってはいるのですが・・・普段まったくやらない作業であるゆえ、どっちをやるべきなのか判別出来ないのです。
むろん、床の状態も確認しましたが・・・掃き掃除をやったとも思えるし、まだ掃除前とも言える微妙な感じ。
作業を進めながらもんもんと考え続けました。
と・・・そんなことを考えつつ、作業を進めていると定時まで残り35分に。
他にやらなければいけない作業は全て終わり、後は掃き掃除かモップをするかだけ。
そして自分は・・・・・・掃き掃除をすることにしました。
というのも、このとき。
もし掃き掃除をしていなくてモップをかけた場合、出社してきた社員から、
「いやいやkanimisoさん、まだ掃き掃除していないのにモップをかけられてもw」
と失笑されるイメージがパッと浮かんできたのです。
だから掃き掃除を選択。
モップはいつもなんだか特殊な洗剤を混ぜてつかっているのですが、それがどれぐらいの量なのか把握していないことも、掃き掃除を選んだ理由です。
そして掃き掃除を開始しておよそ15分。
作業も終わりでちりとりでゴミを回収しようとしたあたりで、想定していたとおり社員の1人が早出してきました。
そこで俺にかけられた言葉は・・・。
次回につづく
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