前回、前々回と2回に渡って排水に関するトラブルを書いたのですが、実はこのとき、最初は“洗濯機が壊れた”と母が焦ったのですよ。
「排水が出来なくて止まった、どうする?」と。
で、すぐにそれを俺に言ってきました。
洗濯機は生活必需品。
長年使っていたこともあり、修理ではなくもう買い換えるしかないと思い、母と大型電気店に行く段取りになったのですが…。
このとき感じたのは、新しい家電を買うのに、まったくワクワクしないということ。
これまでの人生。
何かしら新しいものを買う時は、たいていワクワクしていました。
ほら、何かしらの新しい機能とか便利な機能が付いていれば、それって嬉しいもんじゃないですか。
それにより今までよりも快適に過ごせる。
なので本来ならもっとワクワクしそうなもんなのですが…。
この洗濯機の件に関してはそれがまったくなくて。
ただただ買いにいくのが面倒。
で、なんでそう思うのかは明白で、母の寿命とか考えたら、「今さら買い換えるのもなぁ」なんですよ。
正直、あと10年も生きてくれたら御の字。
それと、母は電化製品にはまったく疎いため、使い慣れたもんの方を好みます。
そのため、今さら最新の洗濯機を手に入れたとしても、特にありがたみを感じないと思うのですよね。
各種便利な機能がついていても、
「よくわかんね。洗えればそれだけでいいんだ」
とかで終わるかと。
だからまぁ、理想としては、母が生きている間は使い慣れたこの洗濯機がずっと使えればそれが良いわけです。
特に現状不満を抱えているわけではないので。
と、洗濯機を買い換えるってなったとき、これらの感情がバーッと頭の中を駆け巡りまして…。
店に行くのがめんどいというか、非常に気分が乗らなかったのですよ。
設置作業に至るまでの作業とか、とにかく面倒だなと。
ま、幸いなことに排水の方が滞っていただけで、洗濯機の方は正常だったので、買い換える話はなくなりました。
が、アレコレ調べて見た結果、現時点で14年使っている洗濯機。
あと10年は持たないような気がするから、母が行きている間に買い換えることになりそうです。
人生は終わりが見えてくると、物事への感じ方も変わってくるのだなと知った次第です。
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