こんなんじゃ誰も指導できないだろ・・・

教官に叱られたと自衛官候補生 小銃発射、事件前のトラブル捜査

今年に入ってから2年ぐらい前にやっていた「教場Ⅱ」を見たのですが、そのとき射撃訓練のシーンがあったのですよ。
それを見たとき、俺は
「これ、隣の人間に向けて撃ってくる奴がいそうで怖い」
なんて考えてしまいました。
普通の人なら「そんな奴いねーだろ」でしょうが、俺の場合は子どもの頃からこういう発想をしてしまうのです。
「やってはいけない事」を頭に思い浮かべてしまいます。
いまのところ、そういう事を実行することはないので、何とか人生を送れているのですが。

だからこの事件を聞いたときも、正直ありえると思いました。
まぁ防ぎようがないといいますか。
銃を向けられる方向を鎖か何かで固定していなければ、誰でもその気になればやれてしまうのがこれで証明されてしまいましたね。

もちろん、今までこのやり方でやってきて似たような事件は昭和のころに一度はあったみたいですが、それ以外はないみたいなので、もう極々まれというか通常は起こりえない事なのだと思います。
しかし今は・・・。
教官に叱られただけで銃をぶっ放す子が実在しちゃっているんですね。
自衛隊なら普通の仕事とはだいぶ違うわけですから、指導が多少厳しくなるのは当たり前だと思うだけに、
これで命を奪われるのは理不尽すぎます。

亡くなられた教官や遺族はたまったもんじゃありませんわ。

あと、この事件を聞いて思いだしたのは「河瀬駅前交番警察官射殺事件」。
これは当時19歳の警察官が上司を背後から拳銃で撃ったという事件ですが、聞いたときは衝撃を受けました。
「ええ?そんなことってありえんの?」と。
まず「どんだけ堪えがきかないんだよ」って思ったのですよね。
キレて掴みかかったり殴りかかったりするならまだ分かりますが、いきなり銃をぶっ放すっていうのは・・・。
そしてそんな子が拳銃を持って仕事していたことが、猛烈に恐ろしいと。

と、そんなわけで、いまはとんでもなくキレやすい子が一定数いるのかもしれません。
いまは学校でも厳しく指導されないし、家庭でもブン殴られるなんて事もない。
だから叱られることに耐性がまったくなくて、そういう子が自衛官や警察官などの厳しい世界へいってしまうと、今回のような悲劇が起きる可能性があると。
いやはや、指導する側はたまったもんじゃありませんね。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。

にほんブログ村 その他日記ブログへ にほんブログ村 その他日記ブログ 無職日記へ

コメント

タイトルとURLをコピーしました