頭の中は20代のまま

ここ2~3年。

以前、街ゆく中年女性を見ては「おばさんだなぁ」と思うことがよくありました。
これはディスるとかそういうのじゃなく、率直に思うだけ。
でもこの2~3年、そういうおばさんを見ていて「ハッ」と気づきました。
「あ、向こうからみたら俺もおっさんなんだ」と。

「今さらなに言ってんだ」と思う方も多数いるでしょうが、まぁ聞いてください。
その5~6年ぐらい前までは、そういう自覚が一切なかったのですよ。
もちろん40代に突入してはいたので、すでに完全なおっさんではあります。
が・・・自分の脳内は20代のままというか、若い頃のままなんですよね。

とはいえ、さすがに完全に若い頃のままってわけじゃありません。
数え切れない失敗や痛い目を見てきた経験などが蓄積しており、若い頃よりは俺も多少はマシになってはいます。
が、今回言いたいのは、「脳みそのベースの部分が20代のまま」だということ。
つまり、年齢的に完全なおっさんであっても当人は若いまま。
以前の俺が完全にそういう状態だったわけです。

で、これに気づいたのは、ある日のふとした瞬間。
何気なく中年女性を見て、
「おれもこんな風に見えるのだろうな」
なんてことがふと頭に浮かびました。
そしてそれは紛れもない事実。
スーパーの扉のガラスに映った己の姿を見ると、見た目においてどうにもならない現実を思い知ります(笑。

で、これって程度の差はあれど、俺だけに限った話じゃないと思うのですよ。
先日、Xでも「60代になっても頭の中身は20代のまま」的な話がバズっていまして。
仕事をしていれば年齢に応じて役職に就いたり部下が出来たりもするでしょうし、結婚して子どももいれば父親、母親になります。
そういうので己の年齢を感じる方もいるでしょう。

しかし俺の場合はですよ。
皆さまご存じのとおりそれが一切ないわけです。
だからそういう方々よりも、よりいっそう脳みその中が20代のままというか。
ある意味幸せで、だからこそこうして今も生きていられるのかもしれません(笑。

んで、たぶんこういうのはこの先も変わらないのだと思います。
脳みそは若いままで、身体だけが衰えていく。
膝が痛くなる、物忘れが激しくなる、髪が薄くなる等いろいろとトラブルが発生し、その度に歳をとったことを実感させられますが、脳の中身の根本的な部分は若いままで生きていくのだと思います。

というわけで、個人差はあるでしょうが、脳みその方は身体ほど歳を取らず若い時のままの思考がベースなのだと思いました。
年齢に応じて思慮深くなる方もたくさんいるとは思いますが、俺のようにずっとアホで若いまま生きていく人間もいると。
ま、これはおそらく死ぬまでずっとそうなのでしょう。
とはいえ、だからこそ年齢に応じた行動のようなものを意識したいなと。
真っ当に働いていない時点で、すでに世間の枠から大幅にはみ出てはいますが、ネットニュースでたまに見かける頭の中が若いまんまの暴走老人のようにだけはならないように気をつけようと思います。

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