再びよぎる不安

3日前の水曜日。

母から弟が「足を痛がっている」との話が。
痛いと言っているのは今年骨折した左足。
火曜日に出かけたときは、ちょこっと足を引きずりながら歩いていたとのこと。
ただ歩けないほどではないし、とんでもなく痛がる様子もありません。
そのため様子を見ることに。

翌日の早朝。
この日は弟と蔵王へ出かける予定だったのですが、朝方4時30分ごろ。
何やら母が寝ている茶の間から声が聞こえてきます。
耳を澄ませて聞いてみると、どうやら弟が「足が痛くて寝られない」と言っている様子。
前日の段階から様子見をしてこの日出かけるかどうか判断するつもりでしたが、こうなれば蔵王に行くのは危険。
なにかあったときに俺一人で弟を運ぶことも出来ないことは、以前の骨折で分かっているため。
向こうに行って何かあったら困るので、とりあえずこの日の予定は中止し家にいることになったのですが・・・。

この後。
弟の状態を詳しく聞くと、座るのにも痛みが発生するとのこと。
だから食事は膝を立てた状態で食べているのだそうで・・・。
それ以外の時間は自分の部屋で寝ているとのこと。
まぁ普通の状態ではありません。

で、「これは見てもらうしかない」となり、母が弟が見てもらっている大きな病院の整形外科に電話をしましたが、非常に混雑している病院のため電話が繋がらず。
病院が開く8時30分ごろからかけたのですが、まったく繋がらないのだそうです。
まぁこればかりは仕方のないこと。
とりあえず繰り返しかけるしかないとのことで、その後も母は時間をおいてかけ直していました。

2時間後。
ようやく電話が繋がったものの、普段見てくれている先生は休みのため、一番早く見てもらうにしても来週の月曜日になるとのこと。
こうなるとここから木・金・土・日と様子を見ることになるのですが、ネックになるのが弟がどれぐらい痛いのか、どういう風に痛いのかが説明できないこと。
これが本当に辛いところで・・・。

普通の人でもなんかの弾みで筋違いを起こしたりするのはよくあることで、俺も首や腕、足をおかしくすることは珍しくありません(笑。
ほんとうにちょっとしたことで「痛っ」ってなることあるじゃないですか。
だからこればかりは仕方ないのですが、弟の場合はその程度を母や俺に伝えるのが難しいから悩むのです。
少し足を引きずっているときは「様子見」という判断にも出来ますが、これが「痛みで眠れない」となるとかなり迷います。
「もしかしたらまた骨にヒビでも入ったのか?」と。

特にうちの場合、大腿骨骨折したときも最初はそれが分からず1日様子見をしてしまいました。
そのときの事が母にとってはけっこうなトラウマになった模様。
見るだけで分かるような知識もないですし、弟がこちらにハッキリと症状を伝えることが出来ないので仕方のないことだとは思うのですが、母の気質上、どうしても気にしてしまうのでしょうね。

で、母からどうするべきか相談を受けましたが、まぁ「別な整形外科で見てもらうしかないだろう」と考えました。
行くのは手間だしお金もかかります。
でもこれから4日間、不安を抱えながら過ごすっていうのは精神的にかなりよくありません。
そんな想いをするぐらいなら、他の病院になるとはいえ見てもらった方が確実。
俺が飲食時代、包丁で親指の先端を数ミリ切ってしまったときに見てもらった整形外科があるので、ネットで情報を再確認し電話。
「問診票の記入等ありますので12時までに来てもらえれば大丈夫です」と確認が取れたので、急いで弟をつれて車で病院へ行きました。

病院に到着。
幸いにもこの日はさほど混んでおらず、スムーズに見てもらうことが出来ました。
診察の後にレントゲン撮影。
母はとにかく骨などに異常がないか気にしていたので、これでハッキリすると思っていたので待っていると・・・。

すぐに結果が出ました。
レントゲンを見る限りでは異常はなし。
また診察した限りでも特に異常はなし。
薬や湿布なども不要。
まぁ数日間様子を見て、痛いようであれば大きな病院の方で来週の月曜日に見てもらってくださいとのことでした(とりあえず予約は入れていた)。

とまぁそんなわけで、こうなると「病院行ったのはなんだったんだ」とも思わずにはいられません。
が、それは行ったから言えることであるのも事実。
これで数日間不安に包まれることがなくなったと思えば安いものです。

で、先ほど母と弟とは親戚の家に出かけました。
どうやら足の痛みも治まったようで良かったなぁと。
まぁ今後は歳を取るにつれてこういう事が増えるでしょうから、その度に経験を積んでそのときそのときで判断をしていくしかないのだと思います。
ま、とりあえず大きな怪我でなくてよかったです。
この12月も押し迫った時期にまた入院とかになったら、それこそ泣くに泣けませんわ・・・。

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