それを言ってはダメだろう・・・

「その後どうなったのかな~」と気になっていた元楽天の安楽選手。
2日ほど前に「メキシカンリーグのチームに入団が決まった」との一方を聞いたときは
「とりあえず野球を続ける道があって良かったなぁ」と想いました。
やらかしてしまったとはいえ、まだ27歳と若いので。
しかし下記のリンクにて安楽選手のコメントを見て目を疑いました。

元楽天の安楽「後輩をいじめようと思ってしたことは一度もありません」「認識甘かった」パワハラ報道を説明

俺が驚きを隠せなかったのはこの部分。

“私は、当該選手を含め後輩のことが大好きで、決して後輩選手をいじめようと思ってしたことは一度もありませんでした。私なりのコミュニケーションのつもりでやっていたことでしたが、受け取る側の気持ちを十分に考えられておらず、私の行動が誤っていたこと、私の認識が甘かったことを痛感しております”
(*上記リンク先から引用)

すでにネット上で言われまくっていますが、これはよくいじめがバレた後にいじめた側が言う典型的な言い訳。
今時は子どもが言っていたとしても通用しません。
それを大人である安楽選手が言ってしまっては・・・。
少し考えればこんな言い分が通るわけがないと分かりそうなものなのに、こうやってコメントをしてしまう。
あまりにも愚策だと思いました。

しかしまぁ、多少は安楽選手がこういうことを言いたくなる気持ちも分からなくはないです。
パワハラの一件が明るみに出てからあっという間に「来季は契約をしない」という処分が下り、推定ですが年収4,000万円ぐらいが一瞬で0円に。
その上でNPBで野球をすることはほぼ不可能になり、更に「悪質なパワハラをしていた」ということで、人として大幅なイメージダウン。
「収入が0」+「働く場所を失う」+「世間から冷たい目で見られる」という3重のペナルティ。
身から出た錆とはいえ、これらの出来事が重なったら相当精神的に来ると思うのですよ。
一気に周囲から見られる目も変わり、けっこうな地獄を味わったと思います。

なので、そんな天国から地獄みたいな経験をした事もある上、自身にも「いじめをしていたつもりがなかった」という想いがあるなら、こういう事を言いたいのも分かります。
そこはすごく分かるのですが・・・。
やはりパワハラをしていた側がこれを言ってしまってはお終いなんですよね。

 

特に安楽選手の場合は、もう球団が待ったなしで首を切ったという事実があります。
つまり、
「到底そんなコミュニケーションと呼べるようなかわいいものではなかった」
という事がすでに立証されています。
もし本当にコミュニケーションの範囲に収まるものであれば、謹慎や減俸のようなもので済んだはず。
そうじゃなかったということは、それが全てなんですよね・・・。

だからコメントを出すにしても、「そんなつもりはなかった」 「コミュニケーションだった」ではなく、
「自分がしてしまったことを深く反省し、心を入れ替えて野球に励もうと思います」
とかにしておけば良かったような気がします。
それに「家族に対する誹謗中傷はやめてください」に留めておけば、こんなに批判されることもなかった気が。
というか、コメントを出す前に誰かチェックしなかったのか非常に気になります。
俺だったら「さすがにこれは言わない方がいい」と止めます。
今さら弁明が通じるような状況ではないから。

とまぁ、せっかく自らの力で道を切り開いたのに、初っぱなから炎上してしまった安楽選手。
今一度とりかえしのつかないことをやったことを反省して、新天地で野球に励んでくれればいいなと想います。

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