「失礼」なことに気づかないおっさん

1年半ほど前。
ちょろっと思うところがあって、あるお店のGoogleマップのクチコミを書きました。
というのも、そのお店の公式HPが古い情報のまま更新せずに、その情報を見て来店したお客様がいた場合、すでに営業が終了していたり、望んでいたサービスを受けられなかったりしている場面を何度か見たから。
お客様と店、双方共にもったいない損失。
末永く店が続いてほしい俺が出来ることとして、現在の営業時間やサービス内容をパパッと書き込んだのです。
「余計なお世話」と言われるかもしれませんが、お金もかからないので（笑。

で、どれだけ効果があったかは分かりませんが、定期的に状況が変わる度にクチコミの編集を続けていました。
今年に入っても続けていて、先日もササッと書き換えたり画像を追加。
そして投稿したのですが･･･なぜかそのクチコミが見られません。

正確に言うと書いたアカウントでは見られるのですが、別なアカウントだと表示されないというパターン。
クチコミ数も1つ減っており、明らかに俺が書いたクチコミが表示されなくなったことが分かりました。

これは初めてのことで、俺はかなり動揺。
「え？何かしら問題のある文や画像を載せてしまったから見られなくなったのか」と。
そして原因を調べてみたところ･･･。

おそらく1年以上に渡り細かく編集などをしまくったせいで、「スパム」扱いされたようです（笑。
なぜこれが分かったのかと言うと、粘着質に書き込みを繰り返すとそういう対応をされることもあるらしいとのこと。
それと、見られなくなった自分のクチコミをコピペしてから削除して、新たに投稿しなおすと問題なく表示されました。

だからクチコミっていうのはそういう使い方をするもんじゃないんだなぁと、それとなく知った次第です。
ま、幸いなことに最近になって公式HPの情報もきちんと更新され、俺がクチコミに現在の状況を書き込む必要もなくなりました。

と、そんなわけでこの件については解決したのですが、このとき、実は気づいたことがもう一つありました。
というのも、この日は自分のクチコミを何回も繰り返し読み込んだのですよ。
まずい言葉を使っていないか等のチェックを。
で、ずっ～と読んでいたらある一文が目に止まりました。
それは席数について書かれている部分だったのですが、俺は「カウンターが〇席でテーブル席は･･･」といったことを書いた後に、
「そんなに大きくない店です」
という一文を加えていまして･･･。
散々繰り返し読んでようやくこの一文のまずさに気づきました。

どういうことか説明しますと、俺としてはありのままの事実を書いていて一切悪気はありません。
「いっぺんに20人～30人とか入れるようなお店じゃないですよ」ってことを伝えたくて書きました。
場合によってはお待ちいただいたり、入店が出来ない場合もありますよ、と。
しかし、この表現だと･･･。
もし店をやっている社長さんが見たら、不快な気分になるような気がします。
「私が心血注いでやっている店に対して『そんなに大きくないですって？」と。

で、これが俺の子どもの頃からの悪癖の一つなんですよね。
繰り返しになりますが悪気はないのです。
「事実を伝えているだけ」だと考えているから。

しかしモノには言い方ってものがあるわけで。
もっと別の表現の仕方もあるでしょうし、何なら正確な席数だけ書いといたらいいわけです。
それを読むだけでも、ザックリとどれぐらいのお客さんが入れるのか分かるので。
そこに気づかずに余計な一文を加えてしまう。
しかも怒りを買うようなものを。

んで、こういうのって子どもの頃から散々やらかしてきましたが、なかなか面等向かって注意するのも難しいのですよね。
俺に悪気はなく、明らかな暴言というわけでもない。
「失礼」ではあるのだけど、わざわざ怒るほどのことでもないから「まぁいいか」で皆さん流してくれる。
その事に気づかず様々な場面で失礼な発言を繰り返す俺。
お約束ですが、今のような人生になった理由がまた一つ分かりました（苦笑。

というわけで、事実だからと言って何を書いてもいいってもんじゃないということを今さらながらに分かりました。
気づいてないだけで、このブログでも散々やらかしているのでしょうが、今後はそういう事を少しでも減らしたいなと思います。