2018-11-13

父が末期がんになった話

ますます弱っていく父

7月の上旬から中旬。父の体調が徐々に悪化してきたこともあり、このあたりの頃には蔵王に住む叔母さんや祖母に父の現在の病状を伝えました。すると、叔母や祖母は毎日病院にお見舞いに来てくれるように。父はこのことをずいぶんと喜んでいたそうです。 この...
父が末期がんになった話

非正規労働者が行う介護の辛さ

3ヶ月ほど前、父と弟が入院している病院に通う日々があったのですが、そのときに実感したことが一つ。それは「俺のような人間だと、『自分で動く』という選択肢以外はないんだなぁ」でした。   どういうことかと言いますと・・・。バイトという立場ゆえ、...
父が末期がんになった話

予定が狂ってバイトを休職せざるを得なくなる

父が3回目の入院をして数日過ぎた7月上旬。このころの父は、今後の在宅で過ごす際の要望を母に伝えていたようです。   その要望の一つ目はベッド。蔵王の祖母の家の一階に、自分たちが遊びに行ったときなどに眠るための大きめのソファーベッドがあるので...
父が末期がんになった話

2つの病院の行き来で疲弊する家族

6月下旬に3回目の入院をした父。この時点で我が家は4人家族のうち2人が入院するという、かなりヘビーな状況でした。同時期に入院しているというのが、何とも厄介なのです。弟の方には1日中誰かの付き添いが必要で、父の方にも2日に一回は2~3時間の付...
父が末期がんになった話

父が3回目の入院

父が末期ガンになったシリーズの続きです   6月中旬~下旬。ガンの影響でお腹に水が溜まるようになってきた父。日を増すごとに見た目にもお腹がパンパンと膨らんできました。   このあたりから父は毎日利尿剤を飲んでいたのですが、効果はあまりなかっ...
父が末期がんになった話

牛乳パック事件

ガンの影響によりおしっこが出なくなり、体に水が溜まり腹部が膨らんできた父。それによって、味覚や嗅覚もこれまでとはまったく別物になってきたそうです。   6月中旬のこと。ある日、父から母を通して「低脂肪の牛乳パックを2本買ってきてほしい」とい...
父が末期がんになった話

がんに蝕まれていく父

退院した後の6月の通院日。退院に付き添った際、歩く父の姿をみて体力の衰えのようなものを感じていましたが、この通院日の時点では更に体力が低下しているようでした。5月は出来ていた車の運転も、このときは無理に。通院に自分の付き添いが必要な状態にな...
父が末期がんになった話

体力が急激に落ちてきた余命宣告からのちょうど半年後

弟が感染症で入院した5月中旬。その後、自分はバイトもしつつ付きそうなどのサポートをしていました。そしてそんな中、今度は父も手術のため5月末に再入院することに。父は1人で大丈夫とのことで、入院生活は父に任せて、自分は退院の日に荷物持ちを兼ねて...
父が末期がんになった話

他の家族にも病魔が

余命半年のうちの5ヶ月が過ぎた今年の5月。当初は4月あたりから父のサポートが必要になると予想していたから、毎年春の楽しみにしていた蔵王キツネ村の子ギツネ抱っこ体験には、今年は行けそうにもないと考えていました。が、実際のところ、身の回りのこと...