前回の続きです。
店長の下へ行き、すぐに高価な液体をダメにしたことを報告し謝罪。
店長は、
「え?マジですか・・・水没とかですか」
と言ってきたので、細かい状況は説明せずに、
「はい、そんな感じです、本当にすいません」
と謝りました。
それを聞いた店長は、
「ああ・・・そうすか、最近他の所でも水没した件があったんですよねぇ」
と、深刻な表情に。
が、この後。
すぐに店長は、
「まぁ分かりました。次からは気をつけてもらえれば」
ということと、そして真剣な顔で、
「この件は僕とkanimisoさんだけの話にしてください」
との注意が(店長さえ分かっていれば問題ないとのこと)。
これを聞いた瞬間、
「ああ・・・やっぱこれは社長とかに言ったらヤバイんだな」
ということを感じると共に、社員Aの姿が頭に浮かびました。
つまり俺を見下しているそぶりがある社員Aにこのことがバレたら、今後更にやり玉にあげられる可能性があるから、店長は「2人だけの話」にしようとしたのだということを感じたのです。
そしてこれはおそらく間違っていないでしょう。
はじめてみる店長のマジな反応に、そんなことをソナーのように感じずにはいられませんでした。
第三者越しでも、こういうのは何となく分かってしまうものですね(苦笑。
というわけで、店長のおかげで今回はお咎めもなく済んで助かったのですが・・・。
子どもでもしないような失敗をしたことは、非常に反省しました。
バイトを始めてから年数が経って、元々自分に甘い性格の俺は相当ゆるんでいたようです。
で、これ以降は再び同じような心労を味わいたくないので、湯煎するときは「お湯の量は少なめ」+「ボトルの上に転覆防止用の重しを乗せる」ようにしました。
こんなのも普通の人なら失敗する前に気付いてやっているのでしょうが・・・。
こういう失敗をしてからじゃないと、それが分からない俺。
つくづく何とも不器用な生き方しか出来ないものだと感じずにはいられませんでした。
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