修行することは無駄じゃない

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(*以前の記事を引っ越しました)

現在、調理のバイトをやっているわけですが、つい最近になってふと作業中に実感したことがあります。
それは、「日々の経験の積み重ねの中でしか気づけないことがある」ということ。

どういうことかといいますと・・・。
例えば季節による気温の変化など。
冬は調理場での作業はまったく苦になりませんが、夏はマジで地獄。
滝のように汗が出て体力の減りが3倍ぐらいになるので、5月の時点で憂鬱になっております(笑。
「あ~、これから暑くなるとしんどいなぁ」と。
逆に冬は楽ですが、水道が凍結しかけて作業が進められなくなったなど・・・。
これは調理バイトを始める前には、まったく知らないことでした。

また、日々作業を繰り返していく中で、思いがけないトラブルに遭遇することがけっこうあったりします。
これも実際に経験して、そうならないための準備や対応の重要さが分かってきました。
自分はこれまで毎回作業の最初に、正常に火が出るかどうかのガスバーナーのチェックをしていました。
時間にして2分ほど。
でも、これってほぼ毎回正常に点火します。
閉店時まで社員たちが扱っていて、普通に営業していたわけですから。
何か不具合があればメモの一つも残すでしょうし。
だからある時期から、「わざわざやんなくてもいいかな」と本気で思い始めました。
おそらくこんなことは、Mさんや社長もやっていないだろうと考えて。

が・・・そんなことを思いつつも、心配性ゆえチェック作業を続けていたある日。
火は正常に点火しているものの、どうにも鍋の置いたときの収まりが悪いときがありました。
いつも通りに置いているはずなのに、どこかいつもと違う・・・。
なんだか変だと思いながらも色々と調べてみること5分。
ここで再度ガスバーナーをチェックすると、土台の部品の一部がズレていることを発見。
もしこのことに気付かないまま、普段通り作業を進めていたら途中でエラいことになるところでした。
大量の食材をぶっ込んだ鍋なんてのは、到底1人で動かせるもんじゃないですから。
もしそのままやっていたら、おそらく鍋を配置し直すリカバリー作業に30分は取られていたでしょう。
そして精神的にも体力的にもガッツリと削られたことは間違いありません。
このとき、これまでやってきた最初のチェックが如何に無駄でなかったか思い知りました。
滅多にないことだけど、こういう風に万が一のことがあるからこそ、最初にチェックしておくことが大事なんだと。
だからこれ以降は迷うこと無く、毎回最初のチェックを行っています。

と、そんな感じで・・・。
ある程度経験を積まないと分からないことがあると、この歳になってしみじみと実感する日々です。
つい先日もヒヤリとするトラブルがあり、肝を冷やしてまた一つ学びました。
ま、これはどんな仕事でも言えることで、俺が若い頃やっていたコンビニにおいても同じことが言えるのかもしれません。
でも、当時のコンビニは作業がマニュアル化というか簡単だったこともあり、作業の中ではこういう発見はなかったように記憶しています(今より働く事に対する責任感が欠如していたのも原因かもしれませんが)。
接客の上ではヤバイ客相手に学ぶことは多々ありましたけど(笑。

だから近頃は「修行するのも無駄じゃない」なんてことをよく思います。
ほら、この頃はよく「ラーメン屋開業のノウハウ教えます!2週間で開業」みたいなものがあったりするじゃないですか。
で、人によってはそういうのをみて「修行するなんて無駄だ」なんて声高に言う人もいて、それを俺も同じように思っていた時期がありました。
でも今は・・・修行することも充分にありだと思っています。
やはり日々の積み重ねの中でしか学べないことはたくさんあるので。
人の下で働く苦労もあるかもしれませんが、たくさんのことが分かればそれが一生自分の中の財産になるわけですから、これからの時代にも「修行」は選択肢の一つとして必要だと思います。

 

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