無理な人はやっぱり無理でした

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前回のつづきです。

GWの終盤。
下処理をするためにどうしてもサービス残業が必要な状況になり、その日も定時を過ぎても作業をしていました。
そんな中で社員Aや店長たちも早めに出勤。
で、自分は、「とっととやることやって帰るか」と下処理を進めていたのですが・・・。
そこで店長と社員Aの会話が耳に入ってきました。
どうやら店長が社員Aに対し、
「ほら、kanimisoさん、下処理やってくれてますよ」
と、「ありがたいことですねぇ」的なことを言ったと思われるのですが・・・。
以下の会話はこの通り。

A:「だってきょうBの作業なかったんだべ」
店:「いや、その分きょうは別な作業があったんで」
A:「ん?あんなの簡単な作業だっちゃ、Bより楽だろ」

この会話が耳に入ってきた瞬間、血の気がすぅっと引きつつも怒りを覚えました。
「え?社員Aはこの俺がやっているサービス残業が当たり前だと思ってんの?」
と。

ちなみに社員Aが言っていることは間違ってはいません。
確かにこの日は○○の作業がなかったため、いつもよりは楽です。
が、GWの真っ只中で連日作業量はMAX。
この日もしっかり40分早出をした上で、間に合わなかったからサービス残業をしているというのに・・・。
この会話を聞いて、社員Aはこれまで俺がサービス残業までして下処理をしていることを「当然」と捉えていることが分かりました。
何一つ感謝もなにもしていないということ。
マジでビックリしました。
「感謝しろ」なんて決して思いませんが、ねぎらいの気持ちが少しでもないのかと。

まぁハッキリ言って、サービス残業をやっているからといって何も「たてまつり崇めろ」なんてことは言うつもりはありません(笑。
それこそ「困ったときはお互い様」の精神でやってきました。
少しでも激務な社員たちの負担が減ればいいと。
で、以前なんですが、定時を過ぎて下処理をしていたとき、その場に居た社長がこんなことを言ってきたのです。
「あ~kanimisoさん、すいませんねぇ」
これは、「時間なのに下処理までやってもらってすいません」という意味合い。
これを言われたときは正直嬉しかったです。
「こんな俺でも少しは役立ててんだな」と実感出来たから。

しかし、そういう温かい言葉とは真逆の社員Aの言葉。
さすがに一瞬で全てのやる気が吹っ飛びました。
社員Aに対して「困ったときはお互い様」と考えた俺がバカでした。
「ワシはやることはやってんじゃ!知るかボケ!」が正解だったようです(苦笑。

そもそも楽な日だったら、とっくに定時で上がっています。
社員Aと極力同じ空間にいたくないですし。
なんで残りたくて残ってんじゃないということに気づけないのか。
まぁ、そういう人なんでしょうね・・・・・・。

と、そんなことがあり、「今後は社長や店長がいるときのみに下処理をやるか」と本気で思いました。
1ミリも感謝していない奴のために自分の時間を使うのはバカバカしいですし。
逆に本当にわずかでも感謝してくれている社長や店長のためなら、やりたくはないといいましたが、合計1時間程度のタダ働きにも目を瞑ります(笑。
ほら、仕事自体は好きですし、コンビニで働くことを思えば100倍は楽ですから。
でもねぇ、本当に社員Aに対しては無理。
改めてこのとき、絶望的な相性の悪さを実感しました。
「人間関係の悩みは本当にしんどい」でも書きましたが、もうマジでどうしようもありません。
出来ることはお互いに接しないことのみ。
いつも下処理をやっている際、社員Aと遭遇するたびになんとなく、
「あ、おそらくこの人なにも感謝とかしてないな」
とは感じていましたが、今回ハッキリとそれが分かりました。
俺のそういうのを感じ取るセンサーも、まだまだ捨てたもんじゃないようです(笑。

で、今回のことは正直あんまりだと思うので、最初は後日店長に社員Aに対する負の感情をブチまけたろうかなと思ったりしました。
ぶっちゃけ、バイトを辞めたってもいいと思っていますし。
他に働けるバイトは絶対にあるという確信あります。
でも、そういうのを伝えてしまうと・・・、おそらく店長は今まで以上に余計な気を遣うでしょう。
というか、現時点でも社員Aと俺の「負の関係性」に気付いていて、非常に気を遣っている様子が見られます。
だから今回の件も自分の中で留めていくことに。

そして、これからも出来る限り平等に下処理はやっていくことにしました。
店長とかがわずかでも感謝してくれれば充分だと思うから。
社員Aに関してはもう「無」ということにして、何を言われてもスルーしようと思います。
まともな感覚を持っていない人の相手をすることもないですしね。
一生懸命仕事をしていても、好き嫌い次第ではまったく評価されないということが今回の件でよく分かりました。
本当に社員Aと同じ時間帯に働いてなくて良かったと、心の底から思えた出来事でした。

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