母 事故る

(*以前の記事を引っ越しました。今から6年以上前の話になります

 

きのうの午後、車で出かけた母。
1時間30分くらいで戻ってくるだろうと特に気にかけずにいたのですが、夕方ふと時計を見ると2時間30分が経過していました。
ま、遠出をしているわけでもないし、まだボケてもいないのでどこかで道草でもしているのかなと思っていたところ、ちょうど帰ってきまして。
「いつもより遅かったね~」と聞くと、事故に遭ったとのこと。
家まで自分で運転して戻って来たので怪我はしていませんでしたが、かなり驚きました。

話を聞くと、ぶつかった場面というのは母が大きな交差点で左折しようとし、横断歩道の手前で歩行者が渡り切るまで待ち、人がいなくなってから片側2車線の第2車線(右側)に入りながら左折しようとしたところ、対向車線から来た右折車と接触。
スピードがそんなに出る状況ではないので、お互いに怪我がなかったのが幸いでした。
相手のドライバーは母よりも少し年齢が上の女性ということですから、どちらもこの歳で怪我をしたなら、ヘタすりゃ寝たきりになったりする可能性も十分にありえますからね。

今回の場合、通常なら右折車の方に非があるようなのですが、母も第2車線(右側)に入って曲がろうとしたそうなので、過失はトントンぐらいになりそうです。
いまのところは相手の女性と揉めていないようなので、後は保険屋に任せて穏便に終わると思いますが・・・。

と、まぁ事故に遭ったといっても車が少し凹んだくらいだったのでラッキーでしたが、自分の記憶が正しければ母が事故にあったのは3回目。
いずれも車が軽く凹む程度の事故で、むちうちになったり骨折したりはしていません。
1回の事故で亡くなってしまったり、とんでもない後遺症を背負ったりする方がいることを考えるとかなりの強運の持ち主だと思います。
ここらへんは本当に単純な運でしかないと思うだけに、ほんとうにありがたい。
普通に走っていても相手のミスで殺されてしまう方はたくさんいますからね。

ただ、今回の事故により思うのは、やはり「別れ」というのはいつ来るか分からないという当たり前のことを再認識しました。
健康であっても車を運転している以上は常にこういうことが起こりえますし、外に出て歩いているだけでも事故に巻き込まれる可能性はありまるから。
外に出かけなくても、家で何か起きる可能性も山のようにありますし。
結局は心の片隅ではそういう覚悟はしておかなければならないのでしょうね。
自分のようなアラフォー男は特に。

となれば、もっと親孝行をするべきなのでしょうが、申し訳ないことに今の自分は「生きる」だけで精一杯。
あとはこれ以上迷惑をかけないように犯罪を起こさないくらいのことしか出来ません。
今まで育ててもらった恩をロクに返せないのは申し訳ないですが、後はいつか必ず来る別れのときまで自分なりに出来ることを親にしていこうと思います。

・・・と、このときは保険屋を挟んでスムーズに終わると思っていたのですが・・・この後に相手の女性が過失割合に不満を持ち揉めることになりました。

次回につづく

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