ブラック会社で働いていたけど 最悪の事態だけは避けることが出来た

「金にはうるさい」「人員不足が招いた」元従業員が証言…観光船沈没の背景に”社長の経営姿勢”指摘する声

日を追う毎に更なる悪評がどんどこ出てくる桂田社長。
いや、ここまでボロクソに言われるってなかなかのもんですよ。
まぁここぞとばかりに元従業員や元関係者が証言をする気持ちは、俺には痛いほど理解出来ますが。
俺もあのクソ社長がやらかしたら、自ら積極的にマスコミへ当時の情報を売り込みますからね(笑。

んで、まぁガックリきたのが会見の後に沈没原因を「クジラと衝突の可能性」と言ったこと。
これを聞いたら「海のことをまったく知らないおめーに分かる分かるわけねえだろ!」とツッコミを入れずにはいられません。
というか、これがブラック企業の社長の思考回路なのですよ。
悪天候に経験が浅い船長で出港した時点で致命的だということが理解できていないのです。
こうやってまったく見当違いの理由をつけて、それで逃れようとする。
これが社長っていうんですから・・・。
肩書きだけ人の全ては分かりませんね。

連日、あまりに穴だらけの運行計画のようなものを聞いていると、クソ社長の下で働いていた日々の記憶が蘇りました。
そしてこう思いました。
「俺はブラック会社にいたけど、仕事の内容が人の生死に関わるようなものでなくてよかった」
と。

ブラック会社って傍から見れば、「だったら辞めればいい」と思う人も多いと思いますが、実際に働いている当人からすれば、そういう思考が一切なくなります。
とにかく社長からキレられないように必死で仕事をこなすことしか頭になくなるのです。
だからこの事故のときに運転していた豊田船長が、どういう心境で働いていたのかもなんとなく分かります。
周りから「天気わりいからダメだぞ!」とか言われても、「船を出さないと文句を言われる・・・」という感じで一切耳に入らなかったのでしょう。

俺もブラック会社の正社員時代の後半のある時期、もうとんでもないミスを繰り返していました。
「なんで?」っていうレベルの
あと強迫観念が凄かったことを覚えています。
カギを閉めたのに、それを何度も確認してしまうといった感じの。
そういう風に精神的におかしくなってしまうのですよ。
そして、もしそういう俺が今回のような船を操船するような仕事をしていたら・・・。
やはり同じような結末になっていたと思います。

だから本当に人の生死に関わるような仕事をしていなくてよかったなぁと。
やっていたら誰かを死なせてしまっていた可能性は高いでしょうし、きっと今よりもっと不幸な人生を送っていたでしょうね。
いやはや、本当に良かったです。

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