見た目が可愛らしくても･･･

“犬を散歩させるシーンの撮影中、ルートを外れた犬を元に戻すため、あやそうと顔を近づけた際に犬に噛み付かれ、目の下、口元、中指の3ヶ所を負傷いたしました”
（＊上記リンク先から引用）

このニュースを見て、改めて動物っていうのはどういう行動を取るのか分からないと実感。
撮影に使われるワンちゃんですから、気性や普段からの素行に問題はなかったはず。
どれぐらいの大きさのワンちゃんなのかは分かりませんが、顔を近づけるぐらいですから、小型かもしくは中型犬なのだと思います。
このアイドルの方は犬好きとのこと。
おそらく見た目がかわいいワンちゃんで、すっかり油断してしまったのでしょうね。

俺もそんなに詳しくはないですが、犬って小型犬でもけっこう獰猛だったりします。
チワワとかなかなかのモンです。
本気で噛まれたら血が出ます。
飼い犬とかで信頼関係が出来ていれば顔を近づけても大丈夫でしょうが、初見の場合はどんなに見た目がかわいくても上から強引になでようとかしてはいけません。
ガブリとやられても文句は言えないのです。
犬からしたら知らない人が近づいてきて触ってこようとするのは恐怖。
人なつっこい子もいますが、全部の犬がそうではありません。
ガッツリ個体差があります。

あとワンちゃんの中にはレイジ・シンドローム（突発性激怒症候群）といって当然激高するような子もいます。
これが信頼関係が築けていてもなったりするそうなので、やはり100％安全というのはないのですよね。

というか、プロのトリマーさんとかでも話を聞くと手は傷だらけなんだそうで。
ワンちゃんの扱いに長けているプロでさえそうなる事を考えると、見た目がかわいくても顔を近づけたり手を近づけたりするのは、やはり危険が伴うということ。
ここら辺、以外と甘く見ている方がいるので、ワンちゃんと触れあう施設なんかに行く時は気をつけてほしいです。

と、そんなわけで動物の怖さを再認識しました。
アイドルの子ということで、顔を噛まれたのは本当にかわいそうです。
しっかりと治療して傷痕が残らなければいいのですが･･･。
動物の牙の傷はきれいに直しにくいので、噛まれるというのは非常に怖いこと。
また犬も防衛本能が働いて噛んでしまうため、そういうことがあると人も犬もどちらも不幸になってしまいます。
ワンちゃんと触れあうときは、信頼関係が築けるまで顔を近づけるなどの行為は控えてほしいと思います。