接客の差

先月に書いた記事→「常連扱いされないとショックを受けると知る」

ザックリ説明すると、4年間通っている動物系カフェが数ヶ月前から「なにがあっても自己責任」というルールを導入。
それに伴い入店時に名前を書いてもらうようになったのですが、常連の俺は書かされたことはありませんでした。
んで、これが当たり前だと思っていたのですが・・・。
あるときに久しぶりにあった面識のあるスタッフから「書いて下さい」と言われてショックを受けたという話です。

で、ですね。
俺に名前を書かせる数年来のスタッフであるAさんBさんと2名いて、顔パスでOKと判断してくれるCさんとDさんというスタッフがこれまた2名いるのですよ。

で、つい先日、気づきました。
これ、それぞれのグループで俺に対する対応がまったく一緒なのです。
Aさん、Bさんの場合。

・入店時に名前を書かせる
・数ヶ月ぶりに会っても挨拶は変わらない
・1コ400円するオヤツを毎回勧めてくる

なのですが、Cさん、Dさんの場合、

・顔パスで済む
・久しぶりに会うと「お久しぶりです」と言ってくれる
・1コ400円のオヤツを勧めてきたことがない

なんですよ。
同じ店のスタッフなのに、それぞれのグループでこの違いがハッキリと共通しているのがこの前分かり、ここでようやく気づきました。
俺への対応にだけ限った話なのですが、AさんBさんは「機械的な対応」で、
CさんBさんは「人間味のある対応」をしてくれていたんだなと。

 

 

ちなみにAさんBさんも大人ですから、俺に対して露骨にイヤな態度を取ったりはしません。
表面的には笑顔で接してくれます。
が、このような違いを知ってしまうと・・・。
その笑顔の裏では俺のことをマニュアルに則って対応しているのが丸わかり。
薄々は感じていましたが、今回ハッキリ気づきました(笑。

で、俺が引っかかったポイントが、1コ400円のオヤツの点。
まともに働いている方々からすれば、たいした金額ではないとは思います。
「それぐらいでなんだ」と思う方もいるでしょう。

しかしですねぇ・・・。
俺のような人間にとって400円はあまりにデカいのです。
マックでダブルチーズバーガーが買える金額なので。
あとは週1~2で通うとなれば、毎回+400円では・・・。
やはりなかなかに厳しいのですよ。

で、CさんとDさんはこのことをそれとなく分かってくれていると思います。
だから勧めてくるようなことはしない。
イヤなら断れば済む話なのでたいした事がないと思う方もいるかもしれませんが、「毎回」ってなるとこれも小さいストレスなんです。
だから俺としては聞かれない方がありがたい。

ま、商売上は毎回声がけをしてくるAさん、Bさんの方も正しいとは言えます。
しかし・・・俺は自分が働いていたときも、むやみやたらに声がけするのが嫌いでした。
自信がある商品なら勧められるのですが、あまり意味のないものとなると・・・。
当選確率がかなり低いようなキャンペーンに応募させて200円取るとか。
自分の懐が痛むわけではないのですが、お金を出させることに罪悪感を覚えるのです。

それとですねぇ・・・。
やはり俺に名前を書かせる必要は99%ありません。
ルールを導入してから数ヶ月。
名前を書かなくても一切トラブルは起きていないわけです。
つまりこれはCさん、Dさんの対応で合っているということ。
これを知ると、誰から指示されたわけでもないのにこういう対応が出来る人っていうのは「素晴らしいな」と思わずにはいられません。
上司からは全員「名前を書かせろ」と指示が出ているはず。
で、Aさん、Bさんはそれに従っているのですが、Cさん、Dさんは自分で「必要ない」と判断して俺に書かせないわけです。
そしてそれで問題も起きていないし、俺が不快な思いをすることもない。
win- winの関係です。
世の中こういう細かい部分で他人からの評価も上がり、人生も変わっていくのだと思います。

ちなみに前も書きましたが、おれは正社員時代にはAさん、Bさんみたいな対応をするのが基本でした(苦笑。
ま、見事に出来ない側の人間だったわけで、今のような人生を送っていることにも納得。
「言うは易く行うは難し」です。

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