10年店をやってきてもこんなに言われるのか・・・

先週から王道家のYouTubeにて、仙台に出店するという動画が出ています。

 

この鬼首さんというお店はクチコミなんかを見ると「おいしい」と評判で、俺も前に食べにいこうとGoogleマップで行き方を調べたことがあります。
でも、二郎系ってことでちょっと断念したのです。
今の俺の胃袋じゃ無理だと。
むろん、少ない量のラーメンもあるようですが、なんか二郎系の店に行ってそれを頼むのも違うのかなと思ってそれっきりになっています。

とまぁ、けっこう知られている人気店で、すでに店をやられて10年経っているとのこと。
俺も飲食店で下っ端とはいえ働いていましたから、10年やることの凄さが分かります。
近年はラーメン屋もバタバタと潰れていきますからね。
ちなみに2022年のラーメン支出額で仙台は全国で3位。
どこへ行っても激戦区で、生き残るのは至難の業だと思っています。

で、この鬼首さんは、現在奥さんを含めて社員が5人。
2店舗経営しているとのことなのですが、これだけでも相当すごいと思うのです。
その上で味も良いっていうんですから・・・。
評価に値する人で、それなりの待遇というか扱いを受けてもいいと思うのですが、これがまぁボロクソに「お前はダメだ」とこき下ろされているのですよね。

 

この動画を見る限りでは接客もきちんとしていると思うのですけどねぇ。
俺からみたら文句のつけようがないのですが、清水社長からしたらまだまだなのでしょうか。

というか、例えば俺のような人間がこういう風に扱われるなら分かるのですよ。
ロクでもない人間ですから。
しかし、この鬼首の店主さんは10年以上ラーメン店をやってきた方。
青森県で大勝軒をやっている野呂さんという方が青森で家系ラーメンを出店したのですが、清水社長の野呂さんに対する接し方と今回の店主さんに対する接し方のあまりの差に驚いています。
ズブの素人ならともかく、10年以上ですからねぇ。
もうちょっと普通に接してくれてもいいんじゃないのかなと。

ま、上記動画のコメントにもありますが、これを含めて「演出」なのかもしれません。
厳しくした方が盛り上がるからこういう風にやっているのかなと。
というか、そうであってほしいぐらい。
というのも、これまで真面目にやってきたであろう人がこんだけボロクソに言われているのを見ると、本当に「世の中ってしんどいな」と思わずにはいられないのです。
この店主さんでコレなら、俺なんかもう・・・。

また今回は今やっている2店舗を潰して、家系ラーメン1店舗に絞るとのこと。
すでにそれなりの地位を確立しているのだからそのままやっていけばいいように思うのですが、このご夫婦は王道家の看板を取ることを選択したわけです。
このことを踏まえると、傍からみたら安定しているように見えても、実際にやっている側の心境というのは生き地獄のようなものなのかなと。
5年10年先のことを考えて、突き抜けるために弟子入りしたことを思うと、本当に大変な商売なんだと思います。

で、いま気がかりなのが、「仙台で王道家をやっても流行るのか?」ということ。
この王道家という看板は強力だとは思うのですが、仙台にも家系はありますからねぇ。
真の家系とは異なるのかもしれませんが、仙台っ子ラーメンを始めソウルフードとして親しまれているラーメンがあることを考えると、そう簡単にはいかない気がします。

それとこの王道家の清水社長はこれまでにいくつもの店を立ち上げているのですが、気になるのは全ての店がうまく行っているわけではないということ。
今年は以前からの目標だった福岡にも出店したのですが、そのお店も煙に関するトラブルで閉店してしまったようです。
出店前や出店時には相当豪快な事を言っていたのに、数ヶ月での撤退。
だから今回の仙台での出店もけっこうなリスクのようにも思えます。

とはいえ、これらのことは鬼首のご夫婦も分かっているはず。
その上で、王道家の看板を取りにいったわけですから、当人たちにはそれなりの勝算があるのかもしれません。
同年代ということもあり、店主さんにはぜひ頑張ってほしいです。
今後の展開に注目です。

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