母　また事故に遭う

まず最初に言っておきますが、つい最近の話ではありません。
2～3年前ぐらいの話なのですが、これに関連する出来事が最近起こったので書きます。

ある日のこと。
近くのスーパーに買い物に行った母。
「帰ってくるのが少し遅いなぁ」と思い始めてから40分ほど経ったころ帰ってきました。
「遅かったね」と声をかけると、「車をぶつけられた」との事。
毎度の事ながらこういう時はかなり驚きます。

話を聞いてみると、なんでも交差点で右折をするために待っていたら、直進してきた車がミラーと接触して母の車のサイドミラーを破壊したとのこと。
いきなりの事で母も「えっ」と驚くしか出来なかったそうです。

相手の車はそのまま通り過ぎた状態。
母はとりあえず交差点のすぐ脇にあった病院の駐車場へ。
この日は日曜日ということもあり、駐車場はガラガラ。
平日とかだったら車が多くて停められないような病院なだけに、これはラッキーでした。

で、母が駐車場にいると、ぶつけた相手の車が戻ってきたそうです。
すぐその場でUターンも出来ない道路だったので、一度通り過ぎてから戻るしかないのですが、逃げずに戻ってくる相手でひとまず良かったなぁと。
相手の方は20歳ぐらいの女性とのこと。

そして警察を呼んで事故対応をしてもらうことになったのですが･･･。
なんとこのとき。
母の事故を見かけた40代ぐらいのご夫婦のドライバーが事故を目撃して通り過ぎた後、証言するために戻ってきて駐車場まで来てくれたそうです。
正直、目撃したとしても関係のないシチュエーション。
接触したとかなら別ですが、見ただけならそのまま走り去る人もいるように思ったのですが、こうして戻って証言してくれる人もいると知り驚きました。
息子の俺が言うのもアレですが、母が持つ人徳のようなものですかね。
俺だったらそのまま走り去られて証言されることはなかったでしょう（笑。

で、そのご夫婦の方が
「直進してきた車がぶつかった」
と証言してくれたそうです。
母が停止線を越えて止まっていたとかではなく、相手が目測を誤りミラーに接触してしまったと。
証言があることもあってか、20歳の女性もそれについて不満を言うことはなくすんなり認めたそうです。
数年前なので記憶が曖昧なのですが、たぶん10：0で相手が全額負担になったはずです。
ここら辺で揉めるのは精神的にもの凄くイヤな想いをするものなので、ここでトラブルにならないのはよかったです。
本当に証言してくれたご夫婦には感謝。
俺も同じような状況になったらこういうことが人間でありたいものですね。

で、そこから数日後。
事故当時、相手の女性は「保険会社として相談してどうするか決めます」と言っていたそうです。
ミラーだけの破損ならそんなにたいした金額じゃないから、保険を使うよりも自腹で払った方が後の保険料が上がらず安く済む場合があるため。
俺も片側のミラーだけの破損なら3～5万で済むと思っていたので、「保険を使わず払うのかなぁ」と思っていたのですが･･･。
後日、修理の見積もりを見ると88,000円だったとのこと。
やはり車の修理費というのはちょっとしたもんでもバカにならないものですね･･･。
相手の女性もおそらく事故の経験はそんなにないでしょうから、だいぶ「えっ」と思ったのではないかと推測。
んで、結局保険を使って支払う事にしたようです。
うちとしては直れば問題ないので、この件については無事に解決。
過去には頭のおかしなババアと事故を起こして揉めたこともあったので、スムーズに解決してよかったです。

とまぁそんな感じで事故ったものの、怪我一つしなかった母。
母が怪我で入院なんてしたらそりゃ大変なことになりますから、身体が無事であるのが一番。
災難でしたがこの程度で済んでよかったのです。

が、つい先日。
また母が事故に巻き込まれましてね･･･（汗。
いやまぁ、なかなかに引き寄せるなと。
その事故については次回に。

次回につづく