出来てしまう人がいるのもまた問題

1年以上前に書いた記事→「かわいいスタッフ2名と出会ったのですが・・・」。
動物系カフェに新しいスタッフさん2名が働き出したものの、きついワンオペにやられて1ヶ月持たずに退職したという話で、
過去に地獄のワンオペを経験している俺にとっては他人事ながらしんどく感じた出来事でした。

んで、その後。
営業日を減らしたり、他の部署のスタッフがそのカフェ業務を兼任したりするなどの対応をして営業を続けていました。
そんな中でまた新たなカフェの女性スタッフさんがやってきたのです。
年齢はおそらく30歳前後。
にこやかな雰囲気の上、基本的な接客スキルを持ち合わせており、人手不足で困っていたカフェにとって救世主のような方。

 

 

他のスタッフがカフェを兼任でやっていた場合はこちらも何かと気を使う場面が多かったこともあり、専任のスタッフが来たことにより「これでだいぶ過ごしやすくなるな」と思ったのですが・・・。
頭をよぎったのは「ここのワンオペに耐えられるのか?」ということ。
以前、瞬殺でスタッフ2名が辞めたこともあり、このスタッフさんも辞めてしまうんじゃないかと心配していました。

そして現在。
そのスタッフさんがどうなったかと言いますと・・・。
テキパキとワンオペをこなしており、元気に働いております。

働き出した当初はちょいちょい厳しい場面を見かけることもありました。
やはりワンオペというのは、どうしたって「対応できない」場面が発生するので、それがしんどいのですが・・・。
このスタッフさんはそういう場面でも落ち着いて対応できるタイプ。
基本、助けはないのですが、状況によってはおもいきって他のスタッフさんを呼ぶなど、その見極めが非常に的確。
俺のような人間だとこれが出来なくて、常に右往左往してしまうのです。

また以前は土日などお客様が多くて料理を作ることがてんてこ舞いだったみたいなのですが、今は前日からしっかり準備して対応しているようです。
その上でなにをやっても手際がいい方だから、きちんと店を回せているみたいです。

で、そんな方を見て思うのは、
「出来ちゃう人もいるんだなぁ」
ということなんですが・・・・・・なんとも複雑な気持ちにさせられます。

というのも、このスタッフさんが能力が高いのは素晴らしいと思うのですが、こういうので「一人でもやれる」となると、今後も無理目のワンオペを続けるわけです。
上の人間も「ワンオペでもこなせているじゃねーか」となれば、この状態が当たり前になります。
それを思うと・・・。

また最近よく思うのは、
「このスタッフさんがやめたらまた暗黒の時代に突入するんだろうな」
ということ。
これほど出来る人は稀で、もう同じような人はまず来ないと思います。
そんなことを考えると、このスタッフさんがいるうちが華で、再び暗黒時代が来てもショックを受けないように心構えだけはしておこうと思う次第です。

にほんブログ村 その他日記ブログへ にほんブログ村 その他日記ブログ 無職日記へ

コメント

タイトルとURLをコピーしました