心に余裕がないから笑えなくなっていた

3日前の4月1日。

いつものようにXを見ていたら、個人や各企業のエイプリルフールのネタが次々と目に入ってきました。
ま、これまでならそういうのを見ても軽い気持ちでいられたのですが、今年はどうにも違います。
見たくなくて辟易してきたのですよね。
「もうこういうバレバレのやつはいいよ」と。

もちろんこれは勝手な言い分であることは分かっています。
そういうのが見たくないならXを見なければいいだけの話。
「テメエで見ておいてなに言ってやがるんだ」って怒られそうですが、今まではそこまで気になることもなくのほほんと見ていられたのです。
が、今年はどうにも癇にさわるといいますか･･･。
そういうネタを見てもうんざりしてくるのです。
だからこの日はいつもより早めにネットを見るのを辞めて別な事をしていました。

で、きのう。
なんでエイプリルフールのネタを受け入れられなくなったのか自分では分からなかったのですが、
あるツイートを見てその答えが分かりました。
そのツイートいわく、
「企業がエイプリルフールだからといって大げさなウソを付かなくなったのは、
みんなの心に余裕がなくて受け入れられなくなったから」
とのこと。
これを見て、「あ、俺もそれだ」と気づきました。
そういう冗談を見ても笑えるほど心に余裕がないから、あんなにウンザリしたんだ」と。

年齢に見合うような役職について仕事して、嫁や子どもがいるような生活を送っていたなら、エイプリルフールのネタなんてのは、多少大げさでも笑って許せるようなものだと思います。
しかし自分のことでいっぱいいっぱいでピリピリしていると、そういうネタというのはとにかくイライラするもの。
冗談を言うにしても、余裕があれば笑ってもらえるけど、緊迫した場面では「それどころじゃねえだろ！」とかブチギレられるのと同じ話。

というわけで、思っていた以上に今の俺は心に余裕がなくなっているのだなぁと。
日々、過酷な仕事をしていてストレスを抱えている多くの人たちに比べれば、とんでもなく楽なヌルい生活を送っており、余裕が残ってなければいけないのですが･･･。
この前も書きましたが、今年はとにかく何も出来ていないからこそ、それが原因で精神的に追い詰められていたようです。

とりあえずそろそろ草取りをしなきゃいけないので、まずはそれをこなして少しは達成感を得て心を落ち着けたいです。
それと今後は毎年4月1日にエイプリルフールのネタを見て、己の精神状態を測ることになりそうです。
きっとしっかりやることをやっていたなら、笑って楽しく過ごせるはず。
俺にそんな日はもう来ないかもしれませんが･･･。