前日の食事が終わり、次は下剤を飲む段階に。
この時を迎えるにあたって想像していたことは、「止まらなくなったりしたらイヤだなぁ」でした。
下剤が効きすぎて抑えがきかないというか。
元から腹がゆるくなるときもけっこうあるため、この不安がけっこうありました。
また下剤を飲む量が2リットルと大量なのも、その不安を増大させました。
んで、まず前日の夕方に、検査当日の朝に飲む下剤を準備しました。
水で溶かすタイプで、量は2リットル。
前日の夕方に作り出したのは、看護師さんから「冷やした方がいい」という話があったから。
以前、同じように大腸内視鏡検査を受けた方のブログで
「冷やさないと飲めたものじゃない」
ということを知り・・・。
飲みにくい2リットルというのは地獄。
だから前日の夕方から準備し、冷蔵庫にセットしておきました。
最初に飲む下剤は「ラキソベロン」10ml。
コップ一杯に溶かすタイプのもので、特に苦しくもなく普通に飲めました。
この後。
すぐに便意が来るものかと警戒していましたが、検査食しか食べていないこともあり、ほぼ反応なし。
20時に飲んで便意が来たのは、翌日の午前1時ごろでした。
でも痛いとか苦しいとかいうものではありませんでした。
体質にもよるのでしょうが、そんなに強力な下剤ではないようです。
1時にトイレに行った次は3時ごろ。
空腹もあり眠気が起きないので、この日はずっとゲームをしながら無糖の紅茶をがぶ飲みしていました。
まぁ眠れないなら眠れないでいいと思いましたが、3時にトイレに行った後は2時間ほど横になりました。
そして5時。
起きて水や紅茶を飲みながら、6時から飲む下剤を準備。
ちなみに俺の検査開始時間は11時でした。
6時から2~3時間かけて、下剤2リットル全量を飲む。
ここらへんをキッチリしないと、クリニックに向かう途中で便意を催してピンチに陥ることも想像できたので、ここの部分は気をつけました。
検査を受ける前に漏らしたんじゃ、せっかくの食事制限も水の泡ですからね(笑。
で、鬼門と思っていた2リットルの下剤を飲み始めたのですが・・・。
これがなかなかの飲みにくさ。
ポカリっぽい感じで味は悪くないと思います。
ただ、見た目では想像できないほど「ドロッ」としているのです。
透明でポカリのように見えるけど、口に入れてみるとどことなく鉄くさくてドロッとしている。
冷やしてないと飲めたもんじゃないし、俺はクーラーボックスに保冷剤を入れて、そこにこの下剤を入れて取り出す方法をとりました。
これならずっと冷やした状態で飲めるので。
そしてこれは正解でした。
手間でも出来る人はこうやった方がいいと思います。
最初の3杯目までは1杯につき15分かけて飲みます。
だから飲みにくくても、そこまで厳しいものではありません。
でも、なかなかの飲みにくさは慣れずに消えることはないという・・・。
とはいえ、飲まなきゃ検査を受けられないので、タイマーをセットしながら正確に15分ずつかけて3杯飲みました。
このとき、わりと早めに便意が来ることも想像していましたが、30分過ぎても特に変わらず。
「飲み始めて1時間経っても便が出ない場合は、病院に連絡を!」という注意をされていたこともあり、けっこう不安になりましたが、55分ほどで便意がきました。
で、これ以降、下剤の残りを1時間~1時間30分かけて飲んでいくのですが・・・。
深夜1~3時にかけてそれなりに出すものを出していたことや、すっかりお腹が空腹なこともあり、この後はわりと早く透明な便になり、カスもなく水のようになることを想像していました。
が、実際はなかなかそうはならないもので・・・。
大腸の中をスッキリさせるのは簡単じゃないと知り、2リットルの下剤を飲むのも納得できました(笑。
ま、最後の方ではカスもなくなり水だけになりました。
このときは検査を受けられる状態になり、ホッとしました。
前日から食事制限をして、これでダメだったら・・・。
まぁ俺の場合は出直せばいいだけですが、仕事をしている人がそうなったら大変だなと思いました。
人によっては下剤を飲んで気分が悪くなったり吐いたりと、体調が悪化する方もいるようなので。
ここらへんは飲んでみないと分からないところが、なんともしんどいところですね。
と、そんな感じで、3時間かけて2リットルの下剤を飲み干して、腸をスッキリさせました。
最後の方は水で、腹圧をかければシャーッと出る状態。
下痢のときのあの痛みで苦しむような感じはなく、シャーッシャーッと出るので、この点は助かりました。
ということで、下剤を飲み終えた後は、慎重にお腹の具合を探りながらクリニックに向かう準備。
とにかく漏らすのが心配だったので(笑、出せるものは出しておこうとトイレに小まめに行きましたが、9時30分ぐらいには落ち着き、最後にトイレにいったのは10時10分ごろ。
後は便意もなく、わりと安心してクリニックに向かうことが出来ました。
まぁそういうコントールが効かない下剤なら、検査を受ける場所でしか飲めないでしょうから、きちんと用法を守れば大丈夫なようです。
不安な方は指示された飲み方を守るようにすることが大事だと思います。
次回につづく
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