(*以前の記事を引っ越しました)
去年の12月あたりから作業量を増やされ始めたバイト。
おそらく主に社員Aが先導してそういう方向にもっていったようです。
まぁ、人手不足が深刻な職場。
社員たちの負担を減らすためにはやむを得ないことで、そこらへんは自分も納得出来るため、作業量増の指示にも従い、何とか時間内に作業を終わらせるようにスピードUPを図っていました。
そんなある日のこと。
後3分ほどで定時になろうとしているとき、急いで新しく加わった作業である野菜切りをしていると・・・。
固いニンニクを真横に切ろうとした瞬間、包丁の刃がすべり、自分の親指にザクッと。
予想していなかった衝撃と傷の深さに戦慄すると共に、
「焦って作業していると、本当にロクなことはないわ」
と、追い込まれた状況での自分のメンタルの弱さを再認識しました(笑。
このとき、自分の他に職場にいたのは、フジ子さんや高校生のバイトの女の子。
一瞬、「うわぁ、切っちゃいました」とか見せた方がいいのかと考えましたが、見せたところで医者ではないのだから治せるわけがないと判断。
だからとりあえずティッシュで傷を抑えてビニール手袋を2重に着けて、冷静なふりして残りの野菜斬りの作業を続行。
そしてそのまま作業を終わらせ退勤し、とりあえず車に乗り込みました。
この時点でも出血は止まっていませんでしたが、ビニール手袋をしていることもあり、ハンドルは握れます。
だからこのまま運転して帰ることにしました。
運転中はあまり傷のことは考えないようにして。
25分ほどして家に到着。
すぐに部屋に行き、けっこうな深さだったこともあり傷口を見てみると・・・。
自分でも、「うおマジか、これはけっこうな出血だ」と血の気が引きました。
んで、とりあえず困った時にお決まりのネット検索。
こういう風に指をザックリ切ってしまったときはどうすればいいんだ?と。
すると、ある病院のサイトで、「まず出血を止めるためには、手を心臓より上に持ってきて止血する」とのアドバイスを発見。
そのため、「手を心臓より上に、手を心臓より上に」とつぶやきながらそのまま傷口をティッシュで強めに抑え続けました。
これで5分もすれば止まるだろうと、パソコンの前でしばらくじっとしていました。
5分後。
「そろそろ止まったかな」と思いながらティッシュを取ってみると・・・まだドクドクとあふれ出てくる血。
手を心臓より上に上げているにもかかわらず、出血が止まりません。
今まで包丁で軽く切ったことはあるものの、これだけザックリ切ったことは人生の中でありません。
この時点で親指を切ってから40分ほど経過。
しかし、それぐらいの時間経っても止まらない出血。
「あれ?これは病院に行かないとやばいケース?」と思い始め、どうするべきかしばらく考えました。
次回につづく
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