リカバリーするのは無理でした

前回の続きです。

ボトルに入った高価な液体を倒し水没してダメにしてしまった自分。
この後の営業で100%必要なため、かなりの窮地に立たされて震えました。
「やばい、これどうしようか」。

で、とりあえず思いついたのは、このまま使うこと。
高価な液体であることや、うっかりミスでは済まされない事態であることは重々承知。
それゆえ、このまま誤魔化して使うしかないとも考えました。
社員とかに報告したらとんでもなく呆れられるでしょうし、見た目ではそうそう分からないだろうと思ったのです。

しかし・・・。
そんな考えをたびたび巡らすこと5分。
「さすがにそれはいくらなんでも出来ない」という結論に至りました。
やはりせっかく食べにきてくれたお客さんを裏切ることになるわけですから。

 

自分に置き換えて考えても、いつもの味を食べに行って
「いつもと味が違う・・・」
なんてガッカリした経験もこれまで数度あるだけに、その辛さは分かっています。
それを分かった上で実行することは、おいしいものを食べることが楽しみの自分には出来ませんでした。
在庫にはまだ余裕があったので、別なボトルを出し再び湯煎。
お湯が混じったものはもったいないですが捨てました。

んで、次は店長への報告ですが・・・。
いつも自分が退勤した後の10分後に来るので、とりあえず「やってしまいました、申し訳ありません」という意味合いのメモだけ残しました。
そしてこの後は他の作業も終えて、そのまま定時にあがりました。
この日は定時前に社員Aが早めに出勤してきましたが・・・。
「まぁ店長に報告しているから大丈夫だろう」と社員Aには何も言わず。
そのままタイムカードを押して上がろうと店を出ると・・・ちょうど店長が駐車場に入ってくるのを確認。
メモは残していましたが、重大なミスだけに直接謝罪した方が早いと思い、店長の元へ向かいました。

次回につづく

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